11月 12th, 2022 by PureJyam
とうとう発売になった。ストーリーは前作の続き。「Horizon Forbidden West」と同じパターンだが、向こうはストーリーが完結しているにもかかわらず無理やり続編をひねり出しているのに比べ、こっちはそもそも前作のストーリーが、亡くなった奥さんの遺骨を世界一高い山に撒くという個人的なものにすぎず、神々を巡る物語そのものはあまり解決していないという状態だったため、続編としては自然な流れになっている。
前作から多少年月が経っているようで、息子のアトレウスは少し成長していて、若干頼もしくなっいる。また、システム的にも戦闘スキルが振れるようになっていて、一人で行動することもできるようになった。
前作が4年前ということで、ストーリーはまぁまぁ憶えているが、戦闘の感覚なんかはほぼほぼ忘れている。ただ、武器は前作と同じものを使っているので、やっているうちにそういえばこんな感じだったなぁと徐々に思い出してきてはいる。
基本的なシステムは前作からあまり変わっていないような気がしないでもない。まぁ続編なので、大きな変更を入れるわけにもいかないのだろうが、結局前作とマップが変わっただけのゲームという感は拭えない。まだ序盤なのでなのかもしれないが、あまり新要素が出てきてないのだよね。
さて、ストーリーは前作よりも壮大になってきていて、それはそれで面白い。前作でちょっとは息子との関係も修復できたのきかとおもいきや、今作でも初っ端からギスギスしていて相変わらずなのはご愛敬というべきか。
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11月 9th, 2022 by PureJyam
「仁義」 1970
監督はジャン=ピエール・メルヴィル。主演はアラン・ドロン、「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」でおなじみのジャン・マリア・ボロンテや出演映画を見たことはないが、なぜか名前を知っているイヴ・モンタンらが出ている。もちろんフランス映画。
いわゆるフレンチ・フィルム・ノワールの作品。原題は「Le Cercle Rouge」で直訳すると”赤い輪”だが、これでどうして邦題が「仁義」になってしまうのか、全くもって理解不能だ。
5年の刑期を終えて出所したドロンは、パリに向かう途中で、護送中に脱走したボロンテに遭遇する。2人はパリで、ボロンテの知人である元刑事のモンタンと共に、宝石店襲撃の計画を練り始める。しかしそのころ、一人の刑事が、執拗にボロンテを追っていた。
140分の大作だが、セリフが極端に少なく、登場人物の説明もないので、アラン・ドロンがなぜ刑務所に入っていたのか、ジャン・マリア・ボロンテがなぜ護送されていたのか、とかそのあたりのことは全くわからない。一番の見せ場である宝石店襲撃のシーンでも、かなり長い尺を取っているが、一言もセリフがなくかつ音楽すら流れないという徹底ぶりである。しかしそれによって一種異様な緊張感が生まれていて、目が離せない。とにかくすごい。傑作である。
同梱の冊子によると、ボロンテの役にジャン・ポール・ベルモンドをあてることも考えられていたようだが、ちょっとイメージが違うかなぁ。ジャン・マリア・ボロンテの鋭い目つきがこの映画の雰囲気には合っている気がする。アラン・ドロンは珍しく口ひげを生やした役で、終始感情をあまり表に出さないハードボイルドな感じが、かっこよい。
女優がほぼ出てこず、ドロンが出所してすぐに赴く恐らくは組織のボスっぽい男のところにいる女がドロンと関係あったであろうことを匂わせるが、会話もなくそのあとは出てこない。これはまさに男たちの映画なのである。
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11月 6th, 2022 by PureJyam
「ゆるキャン△」 2022
7月から上映していた「ゆるキャン」の映画だが、Amazon Primeで配信が始まった。見に行こうかとも思っていたが、結局見に行かないままだったので渡りに船である。
ブルーレイを出す前にもう配信に載せてしまうというのは、いまどきはブルーレイの売り上げよりも配信権を売った方がましという判断なのだろうか。最近はDVDもブルーレイも売れないらしいしねぇ。
今回の映画では、単にシリーズの新エピソードという路線ではなく、数年後に集まった面々が地元山梨でキャンプ場を作るという変化球で攻めてきている。
女子高生だった彼女たちも恐らく20代半ばくらいの年齢になっているっぽいが、アニメのいいところは年齢不詳に描けるというところだ。制服を着ていないというだけで、ほぼテレビシリーズのときと見た目に変化ないので、「ゆるキャン」の雰囲気を全く損なっていないのである。それぞれ仕事をしているわけだが、高校生当時のバイトの描写と大きく変わるものでもないしね。
唯一違いを見せているのは、みんなが、車の運転をしているところ。しまりんのバイクが大きくなっているのは違和感ないのだが、なでしこが運転しているシーンはなんとも不思議な感じ。
ストーリー的にはもはやゆるキャンではないよねというツッコミをいれたくなるものの、やっぱり「ゆるキャン」以外の何物でもないよねというものを見せてくれているのはすごい。
登場人物のほとんどの見た目に変化がない中、ただ一人、あおいの妹のあかりだけが、シリーズ中では小学生だったのが映画では美大生になっているという大変身を遂げていて、なんというか久しぶりにあった友人の子供が大きくなっていてびっくりというような感覚におそわれたのだった。
テレビシリーズも3期の制作が発表されたので、楽しみである。多分2024年の1月か4月くらいになるのだろうな。
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11月 3rd, 2022 by PureJyam
ようやく価格と発売日が発表されましたね。2023/2/22発売の税込み74,980円ということで、6,7万くらいと考えてましたが若干高かったですかね。
さて、じゃあ買おうかどうしようかということですが、ちょっと迷いますねぇ。6年前にPSVRを買ったときに比べると、個人的なVR熱は冷めてしまっていて、ソフト込みで8万出せるかというと、微妙なところ。
基本的に今のVR機器は6年前からあまり進化していない気がしてます。もちろん画面の解像度とか操作性は向上してはいるものの、でかいヘッドセットをかぶってコントローラーを両手に持ってという部分は全然変わってないという。
結局今時点でのVRはこれ以上のものは望めないのでしょうかね。
電脳メガネくらいのものになるには、何か決定的な技術革新が起こらないと無理なのかもしれません。
11/21くらいから、PlaystationNetworkのアカウントと紐づいた先行予約が始まるらしいですが、数が多いと抽選になるらしく、前回のことを思うに応募しても当たらなさそう。
ホライゾンのVR版の映像を見るとすごいやりたいんですが、うーん迷うなぁ。
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10月 30th, 2022 by PureJyam
Amazonのセールでブルーレイを見かけたので、一瞬買おうかと思ったのだが、そういや以前録画していたやつがあったなと思い出したため思いとどまり、そっちを見る。
「セーラー服と機関銃 完璧版」 1981
当時薬師丸ひろ子のファンだったわたしは、当然のことながら劇場で見ているが、完璧版ではなく通常版の方だ。ただ薬師丸ひろ子の前作である「翔んだカップル」を見たときに相米慎二という監督を知って衝撃を受けているので、もしこの映画の主演が薬師丸ひろ子でなかったとしても見に行っていたかもしれない。
原作は赤川次郎で、そっちも読んでいるが、まぁ今でいうなら完全にラノベである。いまどきのタイトルなら「女子高生なのにヤクザの組長にされた件について」みたいなのになっていただろう。お話は荒唐無稽でマンガちっくリアリティの欠片もないが面白くないわけではない。
オープニングから上のタイトルが出るまでの流れが好き。とにかく全編にわたってわたし好みの構図が多いのである。相米監督お得意の長回しカットも多く、アイドル映画っぽくないとこがよい。
今見ると薬師丸ひろ子の舞台っぽいセリフ回しがなんとも微妙な感じだが、途中渡瀬恒彦もそんな感じでセリフを言うシーンがあって、そもそも演出の方針だったのかもしれない。
これを映画館で見たとき、後半の結構長い時間、画面の下半分が黒く塗りつぶされて上映されるということがあって最初妙な演出だなと思っていたが、結局映画館の不手際だったということがあった。薬師丸ひろ子映画はなぜか不遇で「野生の証明」を見たときも前半の一番の山場のシーンが画面真っ暗で音声だけ流れるというひどい目にあっている。金返せと内心思ったが、高校生だったわたしは泣き寝入りして帰ったのだった。
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10月 28th, 2022 by PureJyam
前回書いたときは、買うかどうか迷い中みたいなことを書いているが、結局買ってしまう。あのあとネットを見たら予約は全滅していて、やはり今回は見送りかなと思っていたのだが、しばらくしてからたまたまAmazonで転売でないノーマルな予約が復活しているのを見かけてしまい、衝動的にポチってしまったわけだ。
発表当時は50本のゲーム入りとか言っていたが、結局60本入っている。メガCDのゲームが20本とかなり多め。当時気になるタイトルはあったものの、値段も高かったためメガCDには手が出なかったので、ありがたい。
今回の収録ゲームでの注目作は、なんといっても「ポピュラス」だ。神になって住民を増やしたり、敵勢力に鉄槌を下したりする当時としては珍しいリアルタイムシュミレーション的なゲーム。このゲームは当初ジェネシス版しか出ていなくて、でもどうしてもやりたかったので、秋葉原の輸入カートリッジを扱う店まで行って買ってきた。英語版だったが、ゲームとしては特に言語は関係なかったので、ちゃんと遊べたのである。いやはや懐かしい。
さてミニゲーム機コレクターとしては、今度はやはりセガサターンミニの登場を願うばかりなのだが、果たして出るのだろうか。セガサターンはハードとしては複雑な構成だったということを聞いたことがあるので、単純なチップでエミュレートするのは難しいのかもしれないが、再来年に30周年を迎えることでもあるし、ぜひとも実現してほしいところだ。
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10月 26th, 2022 by PureJyam
「シリアル・ママ」 1994
悪名高いカルト映画「ピンク・フラミンゴ」を撮ったジョン・ウォーターズ監督のブラックコメディ。もっともわたしは「ピンク・フラミンゴ」は昔からタイトルだけは知っているものの、見たことはないのだけどね。
いかにも古きよきアメリカっぽい幸せそうな家庭。しかし母親は実はシリアルキラーだったのだ。というタイトルそのままな話。ママ役のキャスリーン・ターナーの怪演が面白い。
日本の映画会社なら邦題を「奥様はシリアルキラー」とかにしそうだが、珍しく原題通り。
ママはとりあえず気に入らないやつを片っ端から殺しまくるが、特に犯行を隠すことはしない。そんな性格なら随分前からやってたんじゃないの?という疑問が出るが、そのへんはあまり突っ込んではいけないのだろう。
母親が殺人鬼だと知れても家族があまり深刻にならなくて、息子に至ってはマネージャーよろしく映画化の交渉を始める始末で、犯罪に対するメディアの扱いを茶化しているかのようだ。
捕まって終わりかと思っていたら、裁判で判決出るまで続いたので、ちょっとびっくり。殺人シーンがもうちょいグロい方が、日常との対比が出て面白かったのじゃなかろうか。
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10月 24th, 2022 by PureJyam
6月に発表された「バイオハザード4」のリメイク版の新しいトレーラーが公開されてましたね。プレイ映像とかも公開されて、前作ではなかったナイフによるパリィとかも追加されたようです。グラフィックが向上したせいか、前作よりも全体的に暗い雰囲気になって、不気味さが増しているようにも見えます。グラフィックがよくなると光源処理が巧みになるので、暗いシーンをより暗く描写できるようになるからでしょうか。前作の頃のグラフィックだと、どちらかというと明るくからっとした印象を受けるんですが、新作はじめっとした感じになっています。
定額サービスでやっていた「DEATH LOOP」は一応クリアしました。面白かったです。同じ日をループする島で、ターゲット8人をその1日のループの中で殺すことでループから抜け出すというのが目的ですが、島は4つのエリアに分割されかつ朝、昼、午後、晩という4つの時間帯があるんですよね。で、エリアを移動すると必ず時間帯も移動してしまいます。なので一日に4回の移動しかできません。で、ターゲットはバラバラな場所にいて、しかも時間帯で移動もするわけで、誰がどこにいてどう移動するかという情報を集めてからでないと全員殺せない。つまり単なるアクション系FPSではなく、パズル要素をもったアドベンチャーゲームでもあるというところがよかった。
ただ、クリアしてもいろいろ説明されないことが多くて、いまひとつ達成感に欠けるのが難点。
で、もうすぐやってくる「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」までの繋ぎに、またまた定額サービスで、今度は「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」をやってます。これも以前からやりたいなぁとか思っていたやつなんですよね。
基本的に戦国無双とか三国無双とかと同じような感じのものなので、まぁまぁ面白いですが、果たして「ゴッド・オブ・ウォー」が来るまでに終わるかどうか。
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10月 22nd, 2022 by PureJyam
「スナッチ」 2000
監督・脚本はガイ・リッチー。大分前に見た「コードネームU.N.C.L.E」もそうだった。ガイ・リッチーって割と記憶にある名前なのだけど、監督した映画をそんなに見ているわけではないんだよね。一時期マドンナと結婚していたので、芸能ニュースとかで耳にしていたのかもしれない。
主演は、ジェイソン・ステイサムとまたまた登場のブラッド・ピット。ブラッド・ピットってなんかわたしの好きそうな映画によく出てるのだよね。
盗品の86カラットのでかいダイヤモンドを巡るクライムコメディである。奪ったダイヤをニューヨークに届ける途中に立ち寄ったロンドンで、それをさらにかすめようとする陰謀が待っていた。という感じでダイヤの行方が二転三転してゆく。
冒頭の、スピーディなタッチで登場人物を切り替えていく紹介演出は、かなりおしゃれで面白い。まぁ全編を通して冗長さがないのがよいね。
ダイヤとは直接関係ないジェイソン・ステイサムは、それぞれの登場人物の接着剤的な役割で、愚痴っぽいモノローグがよい。ブラッド・ピットは、ジプシー的な一団のメンバーで、とてつもなくボクシングが強く、そして訛りも強いという設定。この吹き替えの翻訳が素晴らしい。何言っているかわからないほど強い訛りで話すというのを、確かに何言ってるかわからないけど、よく聞くとなんとなく意味が取れるという絶妙な日本語で吹き替えているのがすごい。
そして、どっから見てもジェイソン・ステイサムが主演なはずなのに、ブルーレイの裏のキャスト紹介には全く名前が出てこないという扱い。どうやらこの映画の公開当時、全くの無名俳優だったためらしい。有名になるのは、2002年の「トランスポーター」くらいからだからねぇ。
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10月 21st, 2022 by PureJyam
なんだか唐突に新iPad Proが発表されました。チップがM2になったようです。去年のモデルから既にM1チップになり、もはやMacと遜色ないレベルになっていたわけですが、さらに進化したということで、はっきり言ってオーバースペック気味。
iPadOS16でマルチタスクが強化されたとはいえ、結局その上で動くのはiPad用アプリなので、Macとして使えるわけじゃないんですよねぇ。ただ外部ディスプレイにも対応ということなので、iPadをMacのように使う人も出てくるのでしょうか。それだったら、最初からMac買った方がいいよなぁという気もしますけど。
円安のせいか値段もかなりアップして、11インチの128GのWifi版が124,800円となり、さすがにちょっと衝動的にポチる気も起きないくらいです。
12インチのストレージ2Tのセルラーモデルともなると、なんと372,800円という驚き価格。いや、完全にMac買いますよね。それだけ出すなら。
去年も疑問に思いましたけど、いったいどういう風に住み分けしてゆくつもりなのでしょうね。
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