7月 8th, 2023 by PureJyam
「マトリックス レザレクションズ」 2021 いわずとしれた「マトリックス」の続編である。3作目の「マトリックス レボリューションズ」が公開されたのが2003年なので、20年ぶりの新作ということだ。 主要登場人物のうち、キアヌ・リーヴスとキャリー=アン・モスが出演しているが、ローレンス・フィッシュバーンやヒューゴ・ウィーヴィングは過去映像のみで出てくるだけだ。 その他、かつての登場人物も出てきているようなのだが、そもそも前シリーズを見たのがかなり前なので、細かなところはほぼ憶えていなくて、お前誰だっけ状態ではあった。 ストーリーはまぁ大した話ではない。そもそも前3部作できっちり終わっているお話なので、何をどうしようと蛇足でしかないわけだしね。3部作を完全にひっくり返すような画期的なアイディアがあったのなら別だが、今作についてはそういうものでもない。 もっとも、つまらないわけではなく、後日談的な見方をすればさほど悪くはないし、そこそこ面白い。 キアヌ・リーヴスは髭はやしているとほぼ「ジョン・ウィック」にしか見えなくてなんとも変な感じ。過去映像も出てくるので、それと比べてしまうと若く見える彼もやはり年とったなぁという感想。キャリー=アン・モスは前3部作ではあまり好きな雰囲気ではなかったが、今作ではいい感じに年を取っていてなかなかよい。 ただ、なんか今作ではキアヌ・リーヴスのかっこいいシーンが少ないのだよね。普通にアクションすると「ジョン・ウィック」と同じになっちゃうから、あえて少なくしてるのかね。
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7月 6th, 2023 by PureJyam
11年ほど前に東京都現代美術館であった特撮博物館 という企画の中で上映されていた短編。ケーブルテレビの録画を整理していたら出てきたので、久しぶりに見た。
監督は樋口真嗣、脚本は庵野秀明という「シン・ゴジラ 」コンビであるが、10分ほどの長さしかなく、セリフも林原めぐみによるモノローグだけだ。突如東京上空に現れた巨神兵が、やはり唐突に東京を破壊し世界をも破壊してゆく。「風の谷のナウシカ」で語られた火の七日間の始まりである。 全編CGではなく通常のいわゆる特撮技術だけで作られているのは、そもそも特撮博物館向けに作られたものだからだそうだ。
あらためて見ると、のちの「シン・ゴジラ」を思わせるようなカットもあって興味深い。特に巨神兵がビームを吐くところはほぼゴジラがビームを吐くところと同じイメージを感じる。 「シン・ゴジラ」ではCGで街並みが再現されていたが、ここでは全てミニチュアを使っている。ミニチュアの細かな再現度合がすごい。まさに職人技という感じ。
「シン・ウルトラマン」も見ても樋口真嗣はたまに微妙な演出をするのだけど、こういう人間ドラマのないやつではそういうところが見られないのだよね。悪名高い「進撃の巨人」はまだ見ていないので何とも言えないところだが、人間やはり向き不向きがあるだろう。
最初みたときに、かなり衝撃を受けたものだが、久しぶりに見てもやっぱりすごい。ストーリーなぞあってないようななものなのだが、淡々としたモノローグのバックで破壊の限りを尽くす巨神兵という絵がほんと刺さるんだよね。 特撮博物館で同時に上映されていたメイキングと一緒にブルーレイ化してほしかったのだけど、結局本編だけがエヴァンゲリオンのおまけみたいなかたちで収録されちゃったのだよねぇ。メイキングもかなり面白いので、どっかで上映してくれないかなぁ。
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7月 4th, 2023 by PureJyam
Steamのセールが始まっている。いろいろ買いたいが7/13までなので、早いとこ決断しないとなんだよね。ということで気になるゲームをいくつか。
「NieR Replicant 」 3432 「NieR:Automata」の前作。セールになるたびに迷っている。まぁ内容が多分暗いのはわかっているのでそれはよいのだが、作品自体は古いものなので、そこにちょっとひっかかってしまうのだよね。多分やれば面白いのだろうけど。
「Atomic Heart 」 5808 近未来ディストピアFPS。もう一声値段が下がればねぇ。
「HOGWARTS LEGACY 」 7022 やりたいが、さすがにまだ高い。あとやはり映画を先を観といたほうがいいかなというのもある。
「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ 」 4290 ずっと、気にはなっているものの、セールとはいえ微妙な価格で迷う。既に3作目が出でいるが、シリーズものだけにやはり最初からやりたいしねぇ。
「FORSPOKEN 」 4840 体験版はまぁそこそこ悪くなかったものの、あまり評判はよくないので、さらに半分くらいの値段になったら買いたい気持ちはある。
「Against the Storm 」 2587 これまたずっと気になっている。早期アクセス版だがかなり評判はよい。よくある村発展ゲームで、ファンタジー世界というのがちょっと珍しい。
「Cult of the Lamb 」 1670 カルト宗教経営ゲーム?。このくらいの値段なら試しに買ってみるかなぁ。
「DARK SOULS Ⅱ 」 2860 PS3でやったので、そろそろ画質のよいバージョンもやってみたい気はしている。当初と敵配置等が変わっているという話もあるがどうなのだろう。
「ENDER LILIES 」 1364 メトロイドヴァニア系横スクロールアクション。出た当初からとても気になっている。さすがに迷う値段でもないか。
「デイヴ・ザ・ダイバー 」 2160 ものすごく評判がよく、それだけでちょっと気になる。ただ海を探検し魚を捕って寿司にするというよくわからないゲームなのが、躊躇いの理由。
「ONLY UP 」 1043 最近配信でよく見る。ただ上に登ってゆくだけのゲームだが、単純が故にはまりそう。ただ途中セーブできないのが難点なのだよねぇ。
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6月 29th, 2023 by PureJyam
「ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダム 」を終わらせてしまい、次に購入予定の「ARMORED CORE Ⅵ 」の発売までまだ2か月もあるということで、じゃあ次になにやろうかということである。 単に放置中の「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク 」を再開すればいいだけじゃね?というのは重々承知はしているのだが、どうも食指が動かないのだよね。 ということで、最近PlayStation Plusのフリープレイに追加された「FARCRY6」をやってみた。前作の「FARCRY5 」もフリープレイに来たので、多分こっちも来るのだろうなと思っていたら、案の定追加された。
前作はカルト教団に立ち向かう元警官の話だったが、今作はカリブの小国ヤーラで、独裁者と対立するゲリラの話となる。まぁこのシリーズは敵と舞台が変わっただけで、やることは変わらないのだよね。「FARCRY5」の続編となる「FARCRY New Dawn 」は、まぁスピンオフ的な位置づけだったし、システム自体も若干違う部分もあったが、今作はナンバリングタイトルということで、ようするにいつものFARCRYに戻った感じ。敵を殺して拠点を奪って味方の領域を広げてゆき、最後はラスボスと対決というわけだ。ほんと代り映えのしないシリーズだが、個人的には嫌いじゃないのだな。
特に目立った新要素はないのだが、武器として背中に背負う感じの必殺武器みたいなやつが追加されて、序盤から使える。あと、前作にも出てきたが、仲間になる動物たちがいて、今作の最初の仲間がワニというのがよい。わりと丈夫だしそこそこ強い。マップは最初なんだか狭いなと思っていたら、そこはチュートリアル専用の島で、本編はちゃんと前作と同じくらいに広いマップがちゃんとあった。 序盤から使える武器の種類は多いし、車も船もヘリもすぐに使えるようになるところがよいね。移動手段やら武器を出し惜しまないゲームなのだな。 とはいえ、やることはいつも同じなのだけどね。
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6月 27th, 2023 by PureJyam
「劒岳 点の記」 2009 前に見た「野獣狩り 」で、撮影監督としてデビューした木村大作の初監督作品である。当然ながら撮影も自分で行っている。主演は浅野忠信。他に香川照之、松田龍平、宮崎あおい、役所広司。原作は新田次郎の小説である。 明治40年、日本地図の最後の空白域を埋めるべく剣岳の初登頂に挑む陸軍陸地測量部の苦難を描く。 剣岳はもとより、その周辺の山々で現地ロケされた風景が圧巻である。まさに本物の迫力であり、映画館の大スクリーンで見たら多分それだけで感動してしまうだろう。さすが長年撮影監督として活躍してきただけのことはある。 しかし撮影された絵としては素晴らしいのだが、じゃあ映画としてどうなのかというと、いまひとつぴんとこない。特に人の会話シーンの微妙さが気になってしまった。どこが悪いというわけでもないし、へたくそな演出というわけでもないのだが、なんかぎこちないのである。まぁ初監督作品ということなので、しょうがないといえばしょうがないのだが、やはり撮影するというのと監督するというのには大きな違いがあるのだろう。 それとストーリーのバランスがよくないのだよね。前人未踏の剣岳への初登頂がメインの映画にもかかわらず、肝心の登頂シーンが短すぎるのだ。それまでの展開で、散々剣岳登頂が困難なのかを力説しているのに、その困難な部分がほぼ描かれないまま頂上についてしまっていて、盛り上がるべきクライマックスがない。 恐らく、実際に現地で困難な部分を撮影しようとすると、かなり危険なことになってしまうので、現実問題として無茶できなかったのではなかろうか。かといって、そこをセットやCGでやってしまうと、それまでに描いてきた本物の風景までもが、偽物っぽくなってしまうためそれもできなかった。監督の本物へのこだわりが逆に映画としての物足りなさを生んだようにも思える。
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6月 25th, 2023 by PureJyam
ゼルダが終わったので、久々にブルーレイねた。今月全く見ていなかったので、これから少しがんばらないとね。ということで新生スタートレックの第二弾。
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」 2013 監督は前作と同様 、J・J・エイブラムス。主要キャストも同じであるが、新たに敵役としてベネディクト・カンバーバッチが参加している。 突然のテロで、恩人を失い怒りに燃えるカークは、提督命令で犯人を追い、クリンゴン領域のある星へと向かうのだった。しかしそこに待ち受けていたのは・・。 何というか、最初から最後までクライマックスだけで構成されたような映画。アバンだけでも一本作れそうな勢いのまま、怒涛のように突っ走る展開はまさにエンタメのためのエンタメという感じ。 前作は初っ端ということもありどうしても人物紹介的な部分でテンポの悪さもあったのだが、今作はそういうしがらみもなくなったせいか、好き放題やってる印象。 物語としては旧作ともからんでいるようなのだが、古い映画シリーズは確か最初のやつしか見ていないので、関連する小ネタがあるかみたいなところはわからなかった。 日本語吹き替えで、前作ではテレビ版に合わせて日系クルーをカトウと呼んでいたが、今作ではちゃんとスールーと呼ぶようになっている。テレビ世代としてはちょっと違和感があるものの、これはやはり元を尊重しないとね。
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6月 24th, 2023 by PureJyam
ようやく終了。1か月半、225時間費やした。前作「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 」をどのくらいやったか記録が残ってないので何とも言えないが、多分こんなにはやっていない気がする。 メインストーリーのみのクリアなら多分もっと短くできると思うが、そんなんで満足できるわけもなく、結局祠と地下の根を全クリアした。 まぁ人によっては、メインをクリアしたのちにそういうのをやり込み要素としてやる人もいるだろうが、わたしはメインストーリーが終わってしまうと、そこでもう終わりにするタイプなので、メインストーリーを温存したままずっと徘徊していた。
前作も素晴らしい出来だったが、今作はそれをはるかに上回っている。行くことのできるフィールドが、地上、地下、空に広がり、かつそれぞれの楽しみ方が同じではない。地上は前作と同様だが、新機能であるトーレルーフとウルトラハンドによる工作で、移動手段が増えたので前作よりも行くことの障壁が下がっている。地下は全くの暗闇で、完全に手探りでマップを広げていくところが、未知の場所を冒険している感を強めている。空は、行きたい場所は見えるのだけど、どうやってそこまでたどり着くかというところで、頭をひねる必要があり、地上はとはまた違った楽しみが生まれている。 この世界のデザインには脱帽である。
それとやはりウルトラハンドによるクラフト要素はとんでもない。Youtubeでもいろいろなものが出てきているが、ロボットから大型飛行機、またはエアロバイクと様々で、この機能だけで、まだ当分遊べそうだ。
あと、ストーリーもよかった。ゼルダ姫には泣かされっぱなしでした。
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6月 21st, 2023 by PureJyam
VIDEO
前回2月 だったので、そろそろあるんじゃないのかと言われていたNintendoDirectが配信された。ネタがなくてどうしようかと思っていたわたしとしてはありがたい。 内容は盛りだくさんで、どーんと超大型タイトルを打ち出すというよりは小中のものをいろいろ出してきた感じ。
個人的に気になるのは、ポケモンの追加コンテンツ「ゼロの秘宝」。秋と冬に前編後編を配信するらしい。「ポケモン バイオレット 」については、メインストーリーがわりと面白かったので、そこそこはまったが、単なる追加ストーリーだとどうだろう。まぁポケモン集めるだけでも面白いといえば面白いので、やればそこそこはまるかもしれないのだけどね。
「ピクミン4」はいろいろな新要素を盛り込んでいるようだが、特に食指は動かないなぁ。やれば面白いのだけど、購入に踏み切らせるほどの魅力を感じないのだよね。 マリオ関係は、まず「スーパーマリオRPG」のリメイク。これは前作をやってないのでなんとも言えないが、気にはなる。
そして「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」。なんとマリオの新作である。雰囲気は2Dっぽいスーパーマリオなのだが、グラフィック自体は3D化されていて、やたらと派手に見える。また背景自体がうねうね動くようなギミックもあって、これまた面白そうではある。
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6月 17th, 2023 by PureJyam
今月の22日に発売される「ファイナルファンタジーⅩⅥ」の体験版が公開された。体験版専用のものではなく、本編の序盤がプレイできるタイプのやつである。もちろんではあるが、早速やってみた。 まぁPS5としてはグラフィックは普通。ゲームとしてどうかはわからなかった。というかゲームがちゃんとできるとこまで行きつかなかった。長いムービーと戦闘操作のチュートリアルまではなんとかなったものの、どうもそれ以上やる気が失せたので、そこで終了である。 多分、大多数の人にとってはすげー、面白そうという感じに受け止められたのだろうとは思う。しかし個人的にはそもそもファイナルファンタジーシリーズに何の思い入れもないこともあって、今一つ乗り切れなかった。別にどこが悪いとかではなく、単に自分には合わないというだけである。これはFF7リメイクの体験版をやったときも同じ感覚だったので、もう自分にはFFはできないんだろうな。 もう一つ体験版の配信が開始されたゲームがあって、「Lies of P」というソウル系アクションゲーム。主人公はピノキオという設定らしいが、見た目は美少年で特に人形っぽさはない。舞台は19世紀後半か20世紀初頭くらいのヨーロッパみたいなところ。敵はロボットというか、自動人形といった感じのイメージで、その自動人形たちの反乱で人間が殺されまくっている中を進んでいくというゲーム。 完全にソウルライクな作りで、やられるとその場に経験値が残り、かがり火みたいなところに戻されるみたいな。全体の雰囲気といい盾のない戦闘といいどちらかというと、「ブラッドボーン」に近いかもしれない。まぁまぁ面白そうだが、ゲームデザイン上自分や敵が人形である必然性が見えなくて、今一つ作りに思いつき感が漂うのがちょっとなぁという印象。
「アーマードコア6」の最新プレイ映像も公開された。プレイ映像はかっこよすぎて、早くやりたいという感想しか思いつかない。できれば体験版出してほしいが、どうかなぁ。
さすがに「ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダム」はラスボス手前まで来ているので、もう終わりそう。ただこれが終わっちゃうと8月末の「アーマードコア6」まで空いちゃうのだよね。困ったものだ。
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6月 13th, 2023 by PureJyam
モニターを増設した。とうとう3台体制である。まぁ個人的な作業のみであれば1台でもよいわけだが、ここのところ在宅での仕事が多いので、そうなるとモニターは多ければ多いほどよいのだ。 前回、メインモニターを買い替えたとき は、24型から27型になってもさほど大きさは変わらなかったのだが、今回21.5型を買ったらわりと小さかった。24型より二回りくらい小さい感じ。もっとも24型は古くて ベゼルが太いため画面の割りにでかく見えてしまうというのもあるのでそのせいかもしれない。
機種はHPのV22iG5FHDというフルHD解像度のものだ。モニターの解像度は最低でも1920×1200は欲しいのだけど、やはりフルHDは一番需要があるせいか安いのだよね。サブのサブみたいな扱いなので、安いにこしたことはない。それに丁度セール中かなんかで、かなり安かった。税込みで1万しないのはうれしい。フルHD以上、非光沢、IPAパネルという最低限の要求さえ満たしていればなんでもよいのだ。
今回増設した理由の一つに、iPadの出力をモニターに出したいということがある。iPadは繋げさえすれば基本ミラー出力が可能なのだ。 在宅していると、やはりリモートで打ち合わせとかをすることも多い。普通にPCでやればよいのではということなのだが、メインのデスクトップPCにはカメラもマイクも付いていないのだ。打ち合わせがあるたびにカメラ付けて位置を調整してとかめんどくさくてやってられん。そういうとき便利なのが、iPadである。カメラもマイクもスピーカーも付いているので、起動すればすぐ使える。素晴らしい。 が、唯一の欠点はやはり画面が11インチなこと。資料の共有とかされても画面が小さいので、文字がとても見にくいのだな。で、それを解決するためモニターに外部出力すればよいと思ったわけ。 上の写真にある通り、かなり大きさが違う。まぁようするに老眼対策だわな・・・。
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