7月 28th, 2023 by PureJyam
HDDがまた逝ったというわけではない。前回HDDがいかれたのは2017年の夏 で、まぁそれを機にWindows7から10への移行もやったことで、そのときにHDDを3台買い替えている。2015年 のクラッシュ以降、HDDは少しよいグレードの物を買うようにしていて、そのときもWD REDで揃えていた。ただ、それから6年経っている。今のところ何の問題もなく使えているのだが、いくら高耐久モデルとはいえ、さすがに6年経つと怖い。HDDのトラブルなんぞある日突然やってくるので、今日まで大丈夫だったとしても明日にはどうなるかわからないんだよねぇ。
ということで、転ばぬ先の杖を実践しHDDを買い替えた。今回は4台の買い替えである。2017年物の3台と、2年くらい前に買った1台。こっちはまだ2年程度なので全然余裕なのだが、ケーブルテレビの録画データを格納しておく用ということで最近ちょっと容量が怪しくなってきたので、ついでに買い替えである。6T,3T,3T,3Tを8T,4T,4T,4Tにする。これだけで約8万の出費だ。かなり痛い。しかし、クラッシュしたらもっと痛いので、こればかりはしょうがない。
それぞれ新HDDにクローンして差し替えるだけなので簡単だが、これだけ容量が大きいとクローンに数時間かかるため、1日1台づつ行った。 で、古い方のHDDだが、再利用するにも6年物ということでいろいろ危ないので、とりあえずバックアップ媒体としてそのまま保存することにする。新しい方はWD RED Plusというさらにグレードの高いものにしてるので当面大丈夫だとは思うが、何があるかわからんからねー。
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7月 26th, 2023 by PureJyam
さて新製品が出るたびに書いている気がするが、まぁ気になるのだからしょうがない。SONYのワイアレスイヤホンの新製品である。このシリーズは大体2年で新製品が出るパターンで、今回もXM4が2021年に出て 以来のもの。発売は9/1である。
XM4の時点で、XM3の約半分くらいの大きさになっていたが、またさらに小さくなったようだ。そもそもXM4の実機をまだ見たことがないので、いまひとつ大きさのイメージが掴みにくいのだが、写真を見る限りはかなり小さい。 ただ、この手の機種はあまり小さいとケースから取り出すときに事故りやすいので、そこが懸念点ではある。今使っているそこそこ大きい初代WF-1000Xでさえ何度か落としてしまっているくらいだからねぇ。
性能はわかりません。初代しか知らない私としては、前機種よりもよくなってますみたいなことを言われても、そりゃそーだよねぇとしか感想が浮かばない。 新機種が出るたびに欲しいなぁと書いているわけだが、結局買ってないのだよね。XM4が出たときもどうしようかとか言っているものの、そのときから既に在宅勤務が中心になっていてかつそれが今でも続いているので、イヤホンの出る幕が増えてないわけで、どうしても買い替えのネックになるのだな。 ただ、最近初代の調子がよくなくて、以前であればケースから取り出したらすぐにスマホと接続していたものが、このところ取り出しただけでは接続せず、スマホ側から接続アクションを取ってやらないと繋がらなくなってしまった。 さすがに5年使っている とそろそろやばいのかもしれない。壊れたら買うかなぁ。しかし値段がね、42,000円くらいするんだよねー。値上がりしすぎじゃね・・・
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7月 24th, 2023 by PureJyam
「スモーキン・エース2」 2010 今年の初めに見た「スモーキン・エース 」の続編。監督はP・J・ピースという人だが、Wikipediaにも項目がなく他にどんなものを撮っているとかは全く不明。出演はトム・べレンジャー、クレイン・クロフォード他で、ほぼ知らない人ばかり。前作で監督だったジョー・カーナハンは制作に回り、原案を担当している。 突如暗殺者たちのターゲットとなった、FBIの無名な情報分析官を守るべく、護衛チームが結成された。果たして彼らはタイムリミットまでターゲットを守り切れるのか。 という感じで、複数の暗殺者が一人のターゲットを狙うという前作の主要アイディアのみを継承して、作られた続編だが、特にストーリーに関連はない。 製作費は半分以下となり、監督も変わり役者も有名どころはいないという完全B級映画化してしまった。まぁそもそも劇場公開しない、DVD向けのものとして作られてたらしいけどね。 退屈することはないが、前作に比べるとストーリーは雑だし、爆発シーンも合成丸出しでチープ極まりない。暗殺者たちは無計画だしFBIは無能の集まりという、バカvsバカの死闘という感じか。 前作はそこそこ面白かったので、ちょっとだけ期待していだけに残念。
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7月 22nd, 2023 by PureJyam
「シン・仮面ライダー」 2023 予想通りプライムビデオで配信が始まった。「シン・ウルトラマン 」もわりと早くに配信されていたので、来るだろうなと思っていたわけだが、やはり来た。 監督は庵野秀明。主演は池松壮亮と浜辺美波。 基本的には初代仮面ライダー1号と2号の物語のリブートであり、ショッカーに改造された本郷猛が緑川博士により脱出し、ショッカーの怪人たちと対決するというオリジナルのストーリーをなぞっている。そういった意味でやはりオリジナルのストーリーを基本にした「シン・ウルトラマン」と同じ系列と言えるだろう。 面白かったかと言われると、かなり微妙。つまらなくはないのだけど、いろんな部分でチープすぎてみていると恥ずかしくなってくる感じ。ストーリーがそもそも陳腐すぎるし、怪人の造形もまぁオリジナルを尊重しているのかもしれないが、あまりにも金がかかってなさすぎて泣ける。いまどきそんな懐古趣味的チープさなんぞ誰も求めてないのはわかっているだろうに。CGを使ったアクションシーンとかはそこそこいい感じなのだけど、全体的にテレビのスペシャル版を見せられている気分。 「シン・ゴジラ」が評価されたのは、単なるリブートではなく今までになかった新しいゴジラ映画を見せてくれたからなのだけどねぇ。 「シン・ウルトラマン」にも「シン・ゴジラ」の竹野内豊が出てきていたが、今作にはさらに「シン・ウルトラマン」の斎藤工も出てきて、そこは笑った。
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7月 20th, 2023 by PureJyam
「ラルジャン」 1983 「バルタザールどこへ行く 」の監督ロベール・ブレッソンの遺作である。これと「スリ」のブルーレイがなぜか廉価版で出たので、こちらを買ってみた。多分「スリ」も買うだろう。 原題は「L’Argent」で直訳すると「お金」であり、まさに「お金」の話。 偶然偽札を掴まされてしまったことで、運命の歯車を狂わされる男の悲劇を淡々と描く。前に見た「バルタザールどこへ行く」も感情表現を抑えた演出だったが、17年後の今作ではその演出がさらに強化されているように見える。男の運命は過酷であり、通常の映画であれば大きな感情の発露があってしかるべき部分でもほとんど表情の変化がない。感情を露にしてやり取りするというシーンが全くないのである。出演しているのはほとんどが素人だということだが、このような演出をされたら、プロの役者であれば自分を否定されているようにも感じるかもしれない。 「バルタザールどこへ行く」では、ピアノ曲がサウンドトラックとして使われていたが、今作では音楽すら使われない、唯一登場人物がピアノを弾くシーンで流れるくらいである。この徹底した演出で、ブレッソンはカンヌの監督賞を受賞している。 しかし役者の感情表現を抑えることで、逆に深い絶望と悲しみが浮き上がってくるのは興味深い。ただこのやり方で喜劇を撮ることは多分無理なのじゃないかという気がする。
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7月 18th, 2023 by PureJyam
「イナゴの日」 1975 監督はジョン・シュレシンジャー。出演はドナルド・サザーランド、カレン・ブラック、ウィリアム・アザートン他である。ジョン・シュレシンジャー監督は1969年に「真夜中のカーボーイ」でアカデミー監督賞を取っている。 1930年代、パラマウントの美術部に就職したトッドは、同じアパートに住むエキストラをしながらスターを目指すフェイと知り合う。彼女と付き合いたいトッドだったが、自由奔放なフェイは周囲の男たちを無邪気に翻弄しまくるのだった。 昔からタイトルだけは知っていて、内容もハリウッドの内幕物?だという話だけは聞いていた。ただ実際見てみると確かにハリウッドの裏側の描写もあるにはあるが内幕物という感じではなく、一人の女を巡る男たちの悲喜劇といったところか。 「戦略大作戦 」で破天荒なオッドポール三等軍曹だったドナルド・サザーランドが、今作ではフェイに一目ぼれしてしまい、アゴで使われる内気で地味な男を演じていて、あまりの落差に最初同一人物であると気づかなかった。 作中、トッドの近所に住む悪ガキが何度か出てきて、悪口を言ったりいたずらをしたりして見る側のヘイトを集めるのだが、無邪気に周囲を傷つける存在という意味でフェイと同じなのだよね。悪ガキが直接的に傷つけるのに対し、フェイは間接的に傷つけているというだけの違い。しかしその違いが結局ラストの扱いの違いになってしまっているのがなんとも言えない気分。
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7月 16th, 2023 by PureJyam
「ビッグガン」 1973 アラン・ドロン主演の仏伊合作のアクション物。監督はドゥッチョ・テッサリという「夕陽の用心棒」とか「続・荒野の1ドル銀貨」とかのを撮った人。原題は「TONY ARZENTA」で、単に主人公の名前である。邦題の「ビックガン」は勝手につけたものではなく、英語タイトルを持ってきている。 殺し屋のドロンは家族のため足を洗う決心をするが組織がそれを許すはずはなかった。家族を殺されたドロンは復讐の開始する。 筋だけ見るとマカロニウェスタンによくあるような感じだが、ヨーロッパが舞台になるだけでなんとなくおしゃれ感が漂うのはなんでだろう。結構残虐なシーンもあるのだが、見せ方のせいかさほどどぎつさを感じない。ちょっとしたカットにセンスを感じるのだよね。 途中に警察関係者が出て来るのだが、結局その後のストーリーには何のからみもなく、いったいなんだったのだろうというところだけちょっと気になった。 カーチェイスやら銃撃戦やら爆破やらで見どころは多くアクション物としてはそこそこ面白い。 それにしてもやはり、アラン・ドロンにはこういう冷徹な殺し屋の役がよく似合う。ものすごいイケメンなのに、どこか暗い陰が滲み出ているところが、いかにも裏社会の人間っぽいのだよね。 しかし映画に出てくる殺し屋というのはなんでこうスムーズに足を洗えると思うのだろうか。
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7月 14th, 2023 by PureJyam
夏アニメの時期である。今期は春よりは少し増えた。
「アンデッドガール・マーダーファルス 」 魔物たちの存在する世界線で、半鬼の男と不死の少女が奪われた少女の身体を取り戻す旅に出る。1話時点では物語の方向性が掴めないが、会話部分がなにげに物語シリーズっぽい演出なのが面白い。シャフト制作ではないけどね。原作は推理系のラノベらしい。
「無職転生Ⅱ 」 普通に1期の続き。ただ、監督とシリーズ構成が交代している。制作会社自体が変わったわけではないので、作品の雰囲気に大きな差はないように見える。1期のときの質の高さを果たして維持できるかはまだわからない。
「LV1魔王とワンルーム勇者 」 勇者に倒された魔王は10年の時を経て復活を果たす。そしてかつての勇者の元に赴くが、勇者は落ちぶれていた。というギャグアニメ。復活した魔王がなぜか幼女の姿になっているわ、勇者の落ちぶれ方が妙に現実的という、そのへんのギャップで責めてくる感じ。すごく面白いわけでもないが、なんとなく見てしまう。
「デキる猫は今日も憂鬱 」 ずっと原作を読んでいる猫マンガがまさかのアニメ化。CG多用なので、原作の雰囲気とちょっと違う気もするが悪くはない。
「AIの遺電子 」 これまた原作既読物。アンドロイドたちが人間と普通に暮らす近未来でブラックジャック的医者が遭遇するAIを巡る物語。山田胡瓜の描く近未来はいかにもありそうな感じなのがよいし、AIの普及により発生する問題もいかにもそれっぽい。各種生成AIやChatGPTによりAIとそれによる問題がわりと身近になった今だからこそのアニメ化か。
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7月 12th, 2023 by PureJyam
「荒鷲の要塞」 1968 ブライアン・G・ハットン監督、リチャード・バートン、クリント・イーストウッド主演の戦争アクション。といっても軍同士の戦闘があるわけではなく、ドイツ軍要塞への潜入ミッションの顛末を描く。 飛行機の不時着でドイツ軍の捕虜となったアメリカの将軍を救出すべく、イギリス軍を中心とした潜入チームは難攻不落の要塞、荒鷲の要塞へと向かうのだった。 着いていきなりメンバーの一人は殺され、隊長も怪しい動きをするなど、不穏な空気を孕んだまま作戦が進み、二転三転する展開は目を離させない。適度に挟まれる銃撃戦や、断崖絶壁への侵入等々アクションエンタメとしてはなかなかに魅せてくれる。 クリント・イーストウッドは、メンバーで唯一アメリカ軍所属で、基本的には彼と隊長のリチャード・バートンが主役となる。 ただ2時間30分超の上映時間の最初から最後まで、ずっとサスペンスが続くため、かなり消耗する。途中に息を抜くような場面がほぼ存在しないのだ。作戦の詳細はもちろん観客には示されないので、この先どうなるんだろうという牽引力はすごいが、さすがにそれが続きすぎると疲れるのだな。 逆に言うと退屈する部分がなくずっと面白く観られる映画ではあるので、エンタメとしてはよいのかも。リチャード・バートンが美味しいところを全部持っていってしまっているので、イーストウッドは活躍はしているもののいまいち影が薄いのが残念。
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7月 10th, 2023 by PureJyam
「ベイビー・ドライバー」 2017 監督はエドガー・ライト。主演はアンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー。カーアクション映画である。エドガー・ライトはいろいろな作品にからんでいるようだが、どちらかというとB級映画中心っぽい。 事故の後遺症で起こる耳鳴りを抑えるため常に音楽を聴いているベイビーは、裏社会の元締めへの借りを返すため、強盗の逃走ドライバーをやらされていた。足を洗おうとする彼だが、元締めは優秀なドライバーである彼を簡単には離そうとはしなかった。 主人公のベイビーのキャラがよい。無口で童顔、常にイヤホンを手放さないが、ドライビングテクニックは天才的というのがかっこいい。 特に冒頭のカーチェイスシーンは素晴らしい。できれば、そのカーチェイスシーンをもっと見せてほしかったところだ。後半の展開次第でもうちょっとなんとかできたんじゃないかとは思う。 アクションシーンはテンポがよくていい感じなのだけど、その他のシーンになるとなんかちょっとテンポが悪くてもたつくのが気になる。まぁそれは単にわたしと監督の波長がうまくあっていないせいなのかもしれない。 どう転ぶかわからない展開にかなり惹かれるし、ベイビーのキャラとスタイリッシュなアクションもよいので、全体的には悪くない。
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