ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ハリー・ポッターと秘密の部屋

4月 18th, 2025 by PureJyam

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 2002
1作目と同様、監督はクリス・コロンバス。主演はダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント。1作目を超える161分の上映時間となったが、それでも長く感じることはなかった。1作目で舞台と登場人物の説明は終わっているので、今作では秘密の部屋にまつわるメインストーリーに注力した形となったせいか詰め込み感は減った。
新年度を待つハリーの元にトビーという屋敷妖精が現れホグワーツに戻るなと警告される。ハリーは様々な妨害にもめげずホグワーツでの2年目の学生生活を開始するのだが、ホグワーツではスリザリンの継承者とその秘密の部屋を巡る不可解な事件の頻発により生徒たちの間に不安と疑心暗鬼が蔓延していた。
2005年にテレビ放映されているので、多分そのときに見ている。1作目と同じく断片的な記憶は多いのだが、一番肝心のネタバレ要素を忘れていたのでそこは初見と同様に見れたので助かった。
役者が前作から変わっていないので、シリーズ物としては安心感がある。前作からの公開から1年しか経っていないのだが、特にハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフの成長度合いが大きく感じた。前作では小学4年生くらいのイメージが、今作では6年生くらいにも見える。ただ吹き替えの声が前作と同じ子供子供したトーンなので、そこにはちょっと違和感がある。
前作で華やかで不思議でちょっと謎めいたホグワーツのお披露目をやったあと、今作ではホグワーツの歴史に潜む暗い陰の部分や魔法界における血まつわる差別を炙りだしてきてきるところが、単に能天気な魔法冒険物では終わらない奥深さを感じさせてよい。
また1作目から続くハリーvsヴォルデモートの対立という恐らくシリーズの根幹に関わる要素にも絡めてきていて、ストーリーテリングのうまさが光る。

Posted in 映画

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