Shokz AFT-EP-000022
2年ほど前に買ったビクターの「HA-NP35T」というオープンイヤータイプのイヤホンは、まぁいまでもウォーキングのときに使っているのだが、このタイプの利点でもあり欠点でもあるのが外部の音がそのまま聞こえるというところ。
もちろんウォーキングするときは安全のためにもそっちの方が好ましいわけなのだが、交通量の多い道路を歩く場合にどうしても車の騒音で音楽がかき消されてしまうのだよね。音量を上げればよいのだけど、このタイプは音漏れも激しいので、あまり極端に音量は上げたくない。
ということで、別なやつを試してみることにした。2年前と比べるとオープンイヤータイプのイヤホンの種類も豊富になって、まぁピンからキリまで選び放題なのだけど、やはり同じタイプを買ってもしょうがないので、最初に考えていた骨伝導タイプのやつを買ってみた。
このタイプも下は2千円台から上は3万近くするものまでいろいろあるが、さすがにあまりに安いやつは不安なので、1万円くらいのやつにしてみる。Shokzというメーカーのもの。確か中華系のメーカーだったと思うが、最近ではかなりよい製品も出しているようだ。
骨伝導タイプのイヤホンを使うのは初めてだったが、結構はっきリ音が聞こえるのだね。もっとこもった感じの音になるのかと思っていたが、全然そんなことはなくて普通のイヤホンと同じような聞こえ方だった。で、効果はあったかというと、かなり微妙。オープンイヤーよりは多少はましなのだが、ほんとに多少であって、ほとんど変わらなかった。もう少し使ってみようとは思っているが、骨伝導タイプは左右完全独立にはなってなくて、ネック部分があるので、そこもちょっと邪魔くさいのが気になるといえば気になるのだよね。