Bose QuietComfort Earbuds
今まで使っていたSONYのWF-1000Xを買ったのが2017年の10月だったので、丁度6年ぶりの買い替えである。当時は完全ワイアレスイヤホンもまだ出始めの時期で、ノイズキャンセリングの機能が付いていたのはこのWF-1000Xくらいなものだった。まぁノイキャン付きのものが出るのを待っていたので飛びついたわけだが、6年もよく使ったものだ。ただ最近そのノイキャンの効きがどうも怪しくなってきていた。主にバスの中で使うケースが多いのだが、どうも以前ほどエンジン音を消してくれてないような気がするんだよね。元々それほど強力なノイズキャンセリングではなかったので、気のせいと言われればそうなのかもしれないが、どうも気になることが多くなってきていたので、やはりそろそろ買い替え時なのかなと。
順当にいけば、買い替え対象は後継機種であるWF-1000XM5になるわけだが、結局ずっと気になっていたBOSEの新機種にしてしまった。
BOSEも2017年には完全ワイアレスのイヤホンを発売していたものの、その時点ではまだノイズキャンセリング機能はなかった。BOSEがノイキャン付きを出したのは、SONYがWF-1000XM3を出していた2020年になってからだ。そのころからずっと気にはなっていたのだよねぇ。やはり何と言ってもBOSEのイヤホンということで、一度使ってみたかったのだ。
で、先月BOSEが完全ワイアレスイヤホンの新機種を出すというのを聞いて、買い替えようかどうしようか迷っていたタイミングだったため、ついついぽちっと予約してしまったわけだ。
去年出した「QuietComfort Ultra Earbuds」というやつの廉価版的な位置づけらしく、値段もそんなに高くなかったのだよね。空間オーディオとかの機能がなくなっているらしいのだが、そんなのなくても問題ないし。
実際使ってみて、BOSEはどうたったかというと、やはり巷でBOSEと言えば低音とまで言われているように低音の鳴りが強い。小さいイヤホンなのにもかかわらずちゃんとこういう低音が響くのはさすがである。あと、WF-1000Xと比べて音がクリアである。というよりもこれはもしかするとWF-1000Xの劣化のせいかもしれないのだが、聞き比べるとWF-1000Xの音はけっこうこもって聞えるんだよね。今まで気が付かなかったのだけど、比べてみると明らかにベールが被っているかのようにこもって聞こえる。まぁなんせ6年前の機種だからねぇ。やはり買い替えてよかった。
もちろんノイズキャンセリングの効きも段違いによくて、換気扇のすぐ横で使うとWF-1000Xはそこそこ聞えるのに比べQuietComfort Earbudsは、全く聞えない。まぁノイズキャンセリングなんだから当然ちゃあ当然なのだけと、ここまで違うものかと驚いた。とはいえそれはBOSEがすごいというよりかは、6年の技術の進歩かあるいは6年間の劣化の果ての結果なので、多分WF-1000XM5と比べたら同じくらいなのかもしれんけどね。