サイバーパンク2077 その7

ようやくDLCを終了。DLC部分だけだと大体30時間くらいだろうか。かなりのボリュームだった。もっとも有料で4,300円もするわけだからこのくらいのやりごたえがないと逆に肩透かしになってしまうものね。で、感想だが、以下ネタバレありで書くことにする。
物語は新エリアとなるドッグタウンに大統領専用機が墜落するところから始まる。そのまま「ニューヨーク1997」のような展開になるのかと思ったが、メインのミッションは大統領救出の途中で行方不明となる大統領付きのネットランナーであるソングバードを探すというものだ。
関連するサブクエも10以上追加されており、また武器やスキルの追加もあるということで、やりごたえはかなりあった。
DLC自体に4種のエンディングがあり、またそのうち2つに関連して本編のエンディングも1つ増えている。この追加された本編エンディングが秀逸で、なかなかスパイスが効いている。
このエンディングを見るためには、DLCのエンディングで主人公らしかぬ選択をする必要があるのだ。まぁそうするとご褒美として政府機関で頭の中のチップを取り除いてくれる。
自分の命は助かるので、めでたしめでたしなわけだが、その代償としてクロームが使えなくなってしまうのである。ようするに何の強化もできないので一般人化してしまうということだ。主人公らしからぬ選択をしたわけだから、このあとはモブとして生きろということなのだな。で、最後は雑踏の中に飲まれていくという何とも世知辛いエンディング。
ナイトシティに生きる奴はデイビッド・マルティネスを見習えという制作側からのメッセージですな。