ARMORED CORE Ⅵ その2
「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」をようやく終了。約1か月、90時間ほどで3周した。エンディングが3パターンあり、3周まではミッションの追加や変更があるため、ストーリーを完結させるためには周回必須なのだよね。
オープンワールドゲームとは違い、探索やらサブクエストやらはないので、純粋にロボット戦を楽しむだけのゲームでこれだけの時間飽きさせないのはすごい。やはりフロムソフトウェアはゲームというものをよく理解していると言えるだろう。楽しませるポイントがわかっている。
最初、ただロボットをカスタムしてミッションをこなしていくだけのゲームかと思っていたのだが、意外なことにストーリーがちゃんとしている。映像としての人物は一切登場せず、セリフのみで語られていくにも関わらず、登場人物は敵も含めて魅力的であり、ストーリーも面白い。
下手なゲーム会社であれば、安易にムービーを挟んで盛り上げようとか考えるのだろうが、徹底して人間を登場させないままこれほど感情移入できるゲームにしてしまう手腕は素晴らしい。
もちろんそれを実現するためには、世界や人物の設定を徹底的に行っていないとだめである。武器や人物の説明あるいは登場ACの機体構成に至るまできっちり整合性を取っておかないと、全体が薄っぺらくなってしまうからね。この辺のことは、過去作でも同じような感じだったのだろうか?それともこ、ソウルシリーズなどで培ったノウハウが生かされた結果こういう風になったのか、そのあたりは気になる。
「アーマード・コア フォーアンサー」がプレイできなかったのはホントくやしい。