ARMORED CORE Ⅵ
とうとう発売された「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」。去年の暮れに発表されて以来約9か月、長かったねぇ。過去作の「アーマード・コア フォーアンサー」をやろうとしたらXBOX360が壊れるという苦い思い出を乗り越え、ようやくの登場というわけだ。
前にも書いたが、ロボット物のゲームはセガサターンの「電脳戦機バーチャロン」と「ガングリフォン」しかやったことがない。今思うとPS3を買ったときになんでアーマードコアシリーズをやらなかったのだろうというのはあるが、当時はそもそもあまりアーマードコアというゲームの名前を耳にすることがなかったので、選択肢にすら上がってこなかったのだろう。
で、6である。やはりPS5のグラフィックでロボット物というのは、なかなかに魅せてくれる。操作の感覚はバーチャロンぽい気がする。まぁどちらもTPS視点で自機が見えているというのもあるのかもしれないが、加速、ミサイル、ブレード攻撃、ジャンプ等アクションにも共通点が多い。
フィールドは広いが、オープンワールドというわけではなく、昔ながらの伝統を継承してミッションクリア制となっている。探索要素もあるにはあるという話なのだが、見つけられたらラッキーという程度のもので、ダークソウル等と比べると重要度は高くない。
昔の「ガングリフォン」のようにロボット物は操作が複雑になりがちだが、今作はさほど複雑な印象はない。アーマードコアの過去作経験者は指が足りないみたいなことをネタとしてネットで言っているが、今作はやはりそのへんは改良されているということなのだろう。
とにかく面白い。久々のロボット物というのもあるが、やはり戦闘のスピード感と立体感がよい。ダークソウルなどとはまた違った面白さがある。またカスタマイズの幅も広く、それだけでももういつまででもやってしまう。
事前の噂ではかなり難しくなっているのではないかという話だったが、まぁボス戦は確かにかなり歯ごたえはある。ツイッターいや、Xのトレンドにもなっていたが、最初のチュートリアルボスがやたらと強くて、4,50回死んだような気がする。最近というかいつもフロムソフトウェアは最序盤にやたら強い敵を配置したがる癖があるが、今作でもそれは遺憾なく発揮されているようだ。