ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ピクニック at ハンギング・ロック

8月 14th, 2023 by PureJyam

「ピクニック at ハンギング・ロック」 1975
どうやら絶版らしく新品が売ってなかったので中古での購入になった。監督はピーター・ウィアー。オーストラリア映画である。なので出演者も知らない人ばかりだ。あまりなじみのないオーストラリアの映画だったせいか、日本での公開は11年後の1986年だった。
1900年のオーストラリア。お嬢様たちが通う女学校で、ある日近くの岩山へのピクニックが行われる。しかし、3人の生徒と1人の教師が頂上へ向かったまま戻らなかった。
不思議な雰囲気の漂う映画である。失踪の真相を探るというお話ではないし、失踪による他の女生徒たちの混乱を描くというわけでもない。いろいろと匂わせるような表現は多々あるものの、結局のところ彼女たちの行方不明の真相は最後までわからない。見方によってホラーでもあり、SFでもあり、突然の不幸に襲われる人たちの悲劇でもある。
実は日本公開当時、映画館で見ているのだが、内容はほとんど忘れていて、どうしてか失踪した生徒たちは何日か後にみんな戻ってきたと思っていた。
ブルーレイのメインは監督による9分短い再編集版である。もっとも公開時の内容を忘れているわけなので、違いはわからなかった。一応劇場公開版も特典として収録されているのだけどね。
パッケージの表紙にもなっているが、失踪する女生徒の一人がとてつもなく美人。そしてその美しさが映画にファンタスティックな雰囲気をも付け足しているようにも思える。

Posted in 映画

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