リボルバー
7月 30th, 2023 by PureJyam
「リボルバー」2005
監督・脚本がガイ・リッチー。主演がジェイソン・ステイサムという、前に見た「スナッチ」と同じ組み合わせ。制作はリュック・ベッソン。
出所したギャンブラーのグリーンは、投獄のきっかけを作ったマカに復讐を考えていた。しかし、そんなグリーンの前に謎の2人組が現れる。
相変わらずやたらとおしゃれでスピーディな演出がいかしている。また先の一切読めない展開には引き込まれる。ただ、まぁ最後まで見ても読み切れないのが残念。あまりにも投げっぱなしすぎてモヤモヤが溜まる。個々のシーンは分かりやすいのだが、それがつながるとなんか結局よくわからない映画になってしまっている。解釈次第でいろいろな風に取れるというのを目指したのかもしれないが、あまりうまくいっているようには見えない。面白いのは面白いのだけどねぇ。
敵のマカ役のレイ・リオッタが非情な男なのに妙に情けない感じをよく出していてやたらとよい。この人わりとよくあちこちの映画で見かける人で、最近見たやつだと「スモーキン・エース」にも出ていた。あと、「キングスマン」に出ていたマーク・ストロングの殺し屋もいいキャラだった。
エンディングにクレジットが流れずただ黒い映像にエリック・サティだけが流れるというのが斬新で好き。BDパッケージの裏にもエンディングクレジットが出ませんと書いてあったりする。まぁ不良品かと思う人向けなのでしょう。
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