2023年夏アニメインプレッション
夏アニメの時期である。今期は春よりは少し増えた。
「アンデッドガール・マーダーファルス」
魔物たちの存在する世界線で、半鬼の男と不死の少女が奪われた少女の身体を取り戻す旅に出る。1話時点では物語の方向性が掴めないが、会話部分がなにげに物語シリーズっぽい演出なのが面白い。シャフト制作ではないけどね。原作は推理系のラノベらしい。
「無職転生Ⅱ」
普通に1期の続き。ただ、監督とシリーズ構成が交代している。制作会社自体が変わったわけではないので、作品の雰囲気に大きな差はないように見える。1期のときの質の高さを果たして維持できるかはまだわからない。
「LV1魔王とワンルーム勇者」
勇者に倒された魔王は10年の時を経て復活を果たす。そしてかつての勇者の元に赴くが、勇者は落ちぶれていた。というギャグアニメ。復活した魔王がなぜか幼女の姿になっているわ、勇者の落ちぶれ方が妙に現実的という、そのへんのギャップで責めてくる感じ。すごく面白いわけでもないが、なんとなく見てしまう。
「デキる猫は今日も憂鬱」
ずっと原作を読んでいる猫マンガがまさかのアニメ化。CG多用なので、原作の雰囲気とちょっと違う気もするが悪くはない。
「AIの遺電子」
これまた原作既読物。アンドロイドたちが人間と普通に暮らす近未来でブラックジャック的医者が遭遇するAIを巡る物語。山田胡瓜の描く近未来はいかにもありそうな感じなのがよいし、AIの普及により発生する問題もいかにもそれっぽい。各種生成AIやChatGPTによりAIとそれによる問題がわりと身近になった今だからこそのアニメ化か。
Posted in アニメ