マッチスティック・メン
4月 25th, 2023 by PureJyam
「マッチスティック・メン」 2003
監督リドリー・スコット、主演がニコラス・ケイジのクライムコメディ。詐欺師で潔癖症のニコラス・ケイジの元にかつて別れた妻との間にできた娘が転がり込んでくる。14歳になった娘に翻弄され生活を乱されつつもニコラスは父としての幸せを感じ始める。
タイトルは原題通りだが、Matchstickがマッチ棒以外にどんな意味があるかはわからなかった。MatchstickMenで検索してもこの映画のことしか出てこないんだよね。
とにかくニコラス・ケイジが素晴らしい。詐欺師のくせに潔癖症という難しいキャラを完璧に演じている。そういえばニコラス・ケイジの出てる映画を見るのは初めてだったっけなと思って調べたら、「キック・アス」のお父さん役で出てた。ただ、まぁあっちはクロエ・グレース・モレッツに全部持ってかれていたので、印象に残っていなかったのも仕方ない。
今回の娘役は、アリソン・ローマンという人だが、生年月日を見ると当時既に20歳を越えていたっぽい。それにしては14歳役がはまっていて、それはそれですごいなと。
キャラもストーリーもよかったのだけど、やはり詐欺師が主人公という時点でなんかしら仕掛けがあるよねという穿った見方をしていたせいで、クライマックスの盛り上がりにあまり感情移入できなかったのが痛い。やはり映画は真っ白な状態で素直に見ないとね。
それにしてもここのところリドリー・スコット作品が多いような気がするが、特に選んで見ているわけではないので、まったくの偶然である。
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