WO LONG
以前、気になっているみたいなことを書いた「WO LONG」だが、結局買ったw
先月の終わりに最終体験版とかいう奴が出て、序盤が遊べてセーブデータを製品版に引き継げるというので去年の最初の体験版に引き続きやってみたわけだ。すると結構面白かった。前回の体験版はスキルとかが既に付与された状態だったが、今回は完全に最初からできるので、徐々に操作に慣れてゆくという形が取れたのがよかったのかもしれない。
ただ、前回の体験版への意見を踏まえて若干戦闘時のタイミング等が緩く調整されたという話もあるので、そっちの要因も大きいのだろう。前回の戦闘はかなりシビアに感じたのだよね。
「仁王」のチームが作っているということなので、まぁシステム的にはほぼ仁王である。ただ戦闘に化勁と氣勢という「SEKIRO」でいうところのはじきと体幹のようなシステムが導入されたのが大きな違い。単純な攻撃だけではあまりダメージを与えられないので、ちゃんと化勁をして敵の氣勢をそがなければならない。この化勁するタイミングが調整されたっぽいのだが、そうはいっても難しいことに変わりはない。
面白いっちゃあ面白いのだが、ちょっと化勁に重きを置きすぎた感がなきにしもあらずといった感じ。今作でもいろいろな武器が使えるわけだが、武器による攻撃の面白さが化勁によって失われているのだよね。どう攻撃するかというより相手の攻撃に合わせて化勁することのほうが重要なので、攻撃自体の価値がとても低い。そしてどんな武器種でも化勁のタイミングは同じなので、武器を変える意味が薄いのである。
そう考えると「SEKIRO」が武器固定であったことの意味について今更ながらに納得する。さすがは宮崎さんである。
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