ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

サブウェイ・パニック

1月 21st, 2023 by PureJyam

リメイク版が今一つだったので、じゃあオリジナルの方は?ってことで気になったため、見てみる。前にも書いたが、ものすごく昔にテレビで見ているのだけど、ラストシーンしか覚えていなかったのでね。今回はブルーレイではなく、ケーブルテレビの録画での視聴。

「サブウェイ・パニック」 1974
監督はジョセフ・サージェント。主演はウォルター・マッソーとロバート・ショウ。邦題の安っぽさがなんとも言えないが、当時パニック映画が流行っていたので、まぁしょうがないところか。
ニューヨークの地下鉄で、ぺラム123号という車両がハイジャックされ、先頭車両のみ切り離されて停止する。鉄道公安局の警部補ウォルター・マッソーは犯人との交渉を開始するが・・
大筋はリメイク版の「サブウェイ123 激突」と同じであるが、印象はかなり異なる。あちらは犯人の性格がかなりエキセントリックで、その犯人との交渉に重点を置いた演出だった。しかしオリジナルの方は、犯人は常に冷静で主人公との会話もほとんどない。どちらかというと乗っ取り自体の推移を追うサスペンスといった体だ。犯人同士の確執や乗客の描写などを丁寧に描いており、脚本の質が高い。暴走した車両をどう止めるかについては同じような感じだったが、オリジナルの方がなぜ止まったかがわかりやすいので、見ていて納得感が強い。
特にラストシーンは、そこだけは憶えているくらいに印象的で、伏線の張り方が素晴らしい。

Posted in 映画

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