フロム・ダスク・ティル・ドーン
12月 13th, 2022 by PureJyam
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」 1996
タイトルだけは知っていたが、もっと新しい映画だと思っていた。かつ漠然とゾンビ物かとも思っていたのだが、微妙に違った。
監督はロバート・ロドリゲス、出演はジョージ・クルーニーとクエンティン・タランティーノ。タランティーノは脚本も書いている。なんだかここのところジョージ・クルーニーの映画が多いような気がするが特に選んでいるわけでもなく、完全な偶然である。
警察に追われる銀行強盗のクルーニーとタランティーノの兄弟は、メキシコに逃げる途中でキャンピングカーの一家を脅し同乗する。なんとか国境を越えた彼らは、組織の人間と待ち合わせるため、街外れのバーに入る。しかしそこは吸血鬼たちの巣窟だったのだ。
といった感じのまぁB級アクションホラーだ。
凶悪犯兄弟の弟の方はネジがぶっ飛んだ変態のサイコパス野郎なのだが、タランティーノがあまりにも似合いすぎていて笑う。あとバーテンダー役でダニー・トレホも出てくるが、こっちもある意味似合っているかも。
吹替えが、ジョージ・クルーニーが野沢那智、タランティーノが広川太一郎、巻き込まれる一家の父親が大塚周夫という豪華メンバーなのがなかなかよい。
こういう何も考える必要のないエンタメに振り切った映画はほんと好き。