HUNTER×HUNTER 37
36巻が出たのが2018年10月だったので、実に4年ぶりの新刊。とうとう出ましたね。作者の冨樫先生はどうやら持病の腰痛がひどいらしく、執筆もままならないということで、果たしてこの先どうなるかはわかりません。
さすがに、4年経つとストーリーもほぼ忘れてしまい、確か暗黒大陸とかいうところに向かう船の中で、王位を巡って王子たちが殺しあっていたようなくらいしか記憶になかったです。
いきなり読んでもチンプンカンプンなので、暗黒大陸編の開始された32巻後半から読み直しました。それにしてもこの章は、やたらと登場人物が多く筋立ても複雑怪奇です。1巻読むのにかなり集中しないと頭に入ってこない感じ。ハンター協会、ネテロの息子ビヨンド陣営、14人の王子たちとその護衛、幻影旅団と、派閥だけでも多いのにさらにその構成メンバーも多いときているので、もはや主要登場人物以外の人間は顔と名前が一致しないレベルです。さらに37巻で、船内を牛耳るマフィア3組織が加わり、それぞれのボスと子分が増えるという有様で、いったいどういう風に収拾するのか全く予想がつきません。
最近はマンガについては、Kindleで買うことにしているですが、この「HUNTER×HUNTER」と「よつばと」だけは紙媒体で買っています。どちらも連載が長く最初に買ったのが、紙媒体だったので途中で変えたくないという理由なんですけどね。
ただ、ここにきて特に「HUNTER×HUNTER」を読むのがきつい・・・。そもそもジャンプコミックスは普通のマンガ単行本サイズということで、全体が小さい上に「HUNTER×HUNTER」はト書きの文字が小さくて多いんですよね。老眼にはつらいです。最近のマンガは大抵の場合11インチのiPadで読んでいるため、その大きさに慣れてしまうと、通常の単行本サイズはやたらと小さく感じます。
こうなると、紙媒体はコレクション用にして通常読む用にKindleでも買ってしまおうか・・・