ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ロード・オブ・ザ・リング

9月 23rd, 2022 by PureJyam

ホビット」3部作を見たときに、こっちも見るかもしれないとか書いたが、まぁやはり見るしかないよねということで鑑賞。最近AmazonPrimeで新作ドラマも配信され始めているが、そっちはまだ見ていない。まぁ多分見ると思うけど。

「ロード・オブ・ザ・リング」 2001
もう20年以上経っているとは驚きである。大分前に多分ケーブルテレビで見てはいるが、細部はほぼ忘れていた。「ホビット」と同じくピーター・ジャクソン監督。
3部作の開始であり、ホビットのフロドの長い旅の始まりを描く。その後のファンタジーに多大なる影響を与えた原作は、その名前だけはかなり前から知ってはいたが読んだことはない。
当然CGも多く使われているのだろうが、ニュージーランドでロケをしたという中つ国の壮大な実写の風景がすごい。風景の中に人がいるだけで、もうファンタジーの世界になってしまっているのだ。初見のときはそこにやたらと感動した。
以前、撮影風景の動画を見たことがあるが、背の低いホビットと魔法使いのガンダルフが一緒にいる場面を、目の錯覚を利用して撮影していたのに驚いた。よく出てくるエイムズ部屋という錯覚のシステムと同様のことを撮影時に行って、まるでホビットが本当に背が低いように見せているのだ。今だったら全部CGでやっちゃいそうだけど。そういうアナログな手法を使っていたのは面白い。

「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」 2002
「ホビット」シリーズを見たときは、3部作に分ける構成が今一つしっくりこなかったが、本編の方はいい感じにまとまっている。もっともそれは原作自体が3巻に分割されているためという理由もあるかもしれない。
9人で始まった旅は、本来の指輪を捨てるという目的のフロド組と、サウロンとの戦いに挑むアラゴルン組に分裂し、この2作目からはそれらを多視点で描くという形になる。またフロドたちには1作目では存在が匂わされてただけのゴラムが登場し同行するようになったことで、ある種の緊張感が付加された感じだ。彼が指輪に対して言う「いとしいしと」という日本語訳は、名訳であると思う。

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 2003
3部作のトリを飾る作品として、劇場公開版でさえ3時間越えの201分という大作である。ブルーレイにはエクステンデッド版という未公開シーンを付加した特別版があるが、そっちだと4時間半くらいある。
フロドの旅の終わりと、サウロンとの戦いの顛末が描かれるクライマックスであり、最初から最後まで目が離せない。2003年のアカデミー賞の11部門を受賞している。1作目、2作目でも少し受賞はしているが、まぁ3部作通しての評価ということだろう。それだけこの3部作がすごかったということだ。
エクステンデッド版も見てみたいが、高いやつしか売ってないんだよね。と思ったら、以前ケーブルテレビで録画していたやつがあることを今回見てから発見した。
またいずれ見てみようかなとは思うのだけど、いかんせん長いのがね。

Posted in 映画

Leave a Comment

Please note: Comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.