ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ヘッド・ショット

5月 24th, 2022 by PureJyam

「ヘッド・ショット」 2016
以前見た「ザ・レイド」「ザ・レイド GOKUDO」に出ていたイコ・ウワイスの主演作。もちろんインドネシアのアクション映画である。
監督はモー・ブラザーズで、「ザ・レイド」とは違う人なのだけど、ネットで見てもあまり情報がない。北村一輝が主演の「KILLERS」という映画を撮っているようで、そっちも面白そうではある。
イコ・ウワイスはちょっと暗い感じの童顔ないい男で一見あまり強そうに見えないのに実は超強いというキャラがよく似合うのだが、多分使う側もよくわかっていて、今作もそんな感じの役柄である。
男が海岸に流れ着き病院に搬送される。頭に傷を負った彼はその記憶を無くしていた。やがて彼は組織の男たちに付け狙われることになり、彼を担当していた女医が拉致されてしまう。男は彼女を奪還すべく組織のアジトへ向かう。
と、まぁストーリーは単純で、とにかくアクションを見せるためだけにあるような感じ。彼の前に立ち塞がるザコ、幹部、ラスボスとの死闘はさすがのアクションで見ごたえ十分である。
敵はいろんなシチュエーションで、素手、銃、マチェーテ等々様々な武器で襲ってくるのだが、圧倒的な強さで返り討ちにするところがなんともかっこいい。
「ザ・レイド」シリーズよりもアクションの見せ方はうまいと思った。
主人公は子どもの頃に組織に誘拐され、殺しのエリートとして育てられた過去を持っていて、襲ってくる強敵はかつての仲間だったりするのだが、単純なストーリーとはいえそのあたりの過去の思い出をもうちょっと描いた方が戦いにエモさが出たんじゃないかという気がする。
ラスボスである組織のボスが、なかなかの存在感を醸し出していてすごかった。笑顔にやたらと凄みがあるんだよね。

Posted in 映画

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