フレンチ・ディスパッチ
5月 4th, 2022 by PureJyam
ゴールデンウイーク中にできるだけブルーレイを消化したいところ。
「フレンチ・ディスパッチ」 2021
ウェス・アンダーソン監督の新作。存在を全く気付かず、ネットでたまたま上映されているのを知った。で、ブルーレイの発売を待って早速買ってしまう。
フランスの架空の町で発行されている架空の雑誌「フレンチ・ディスパッチ」の編集長が急死し、最終号となった雑誌の内容をオムニバスで描く。
町の紹介、囚人の天才画家の描く絵の話、学生運動の話、料理の話と、個々のエピソードに関連はなく、それぞれの記事を書く編集者が語り部となる。
まぁなんというか、もうまさにウェス・アンダーソンだよねという映画。監督得意の左右対称レイアウトがさらに強調され、アニメや演劇を取り込んだ軽妙な語り口がほんと好き。
囚人画家のモデルになる女看守がどうもどっかで見たことあるなと思ったら、「DEATH STRANDING」で主人公を助ける役で登場した人だった。というか、そもそもこないだ見た「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」でボンドの恋人役も同じだったんだよね。このレア・セドゥという女優さんの顔は結構好きなタイプなのだけど、髪型とかで雰囲気が全然変わってしまってさすが女優という感じ。ただ今までも「グランド・ブダペスト・ホテル」や「イングロリアス・バスターズ」とかにも出ていたのに、全く気付いていなったわけで、単に自分の認識力が低いだけだという気がしないでもない。