Unreal Engine 5

前回の「マトリックス レザレクションズ」に絡んで、UnrealEngine5の技術デモがPS5で配信されました。まぁマトリックスの世界を UnrealEngine5 で描いたらどうなるかという感じのデモなわけです。
最初、キアヌ・リーヴスとキャリー=アン・モスが出てきてしゃべっているのですが、そこは多分実写らしい。というかそのあと、若いときのキアヌ・リーヴスも出てきてしゃべり出すんですが、そのへんからは恐らくCGなのではなかろうかという感じ。
はっきり言って、もはやCGと実写の境目がよくわからない。
そうは言ってもデモなので、どうせプリレンダリングされた映像を数分見せられるだけだろうと思って、ボーっと見ていたら、カーチェイス場面で唐突にコントローラーの操作指示が出ました。
なんとリアルタイムレンダリングしてたようなんですよね。これはすごい。
その後、場面は上の写真の場所に変わるんですが、この状態で歩き回ることができます。また駐車してある車は自由に運転できて、デモというわりにかなり広い範囲を走り回ることができました。すぐにもオープンワールドゲームが作れそうです。
写真ではわかりにくいですが、まさに実写と見紛う映像です。PS3のときもPS4のときもまるで実写のようだみたいな感想を抱きましたが、今回のやつはほんとにすごい。
風景の空気感と光と影の描写が今までのものとは段違いです。しかもこれをコンシューマー機で動かせるのだから、技術の進歩はハンパないですね。
この映像で、GTA5とかやってみたい。今回のデモでは、車は運転できて別の車や建物にぶつかると派手に壊れますし、その壊れ方もやたらとリアルでGTAっぽかったんですが、人に突っ込んでも影のようにスルーするだけで、死んだりはしませんでした。
兎にも角にもこのレベルのゲームが早くに登場するのを祈るばかりです。