ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ザ・レイド GOKUDO

10月 24th, 2021 by PureJyam

前作を見たときは続編を見るかはわからんみたいに書いたけど、値段が以前よりも安くなっていたので、買ってみた。

「ザ・レイド GOKUDO」 2014
以前見たインドネシア製「ザ・レイド」の続編。前作はSWATがギャングのアジトを強襲し、ただひたすら銃撃戦をしながら最上階を目指すというアクション特化型の映画だったが、今作ではちょっと趣が変わった感じ。
前作で生き残った主人公兄弟だが、結局兄はギャングに殺されてしまう。その復讐もあって主人公はギャングへの潜入捜査という任務を引き受ける。刑務所で地元ギャングのボスの息子に気に入られ、出所後組織に入りこむ。しかし新興ギャングと日本のヤクザとのいざこざで、またも不毛な戦いへと巻き込まれてゆく。といった感じで前作よりもストーリーは複雑化している。
アクションについてもよりパワーアップした。というかより生々しくグロい方向に転換したと言った方がよいか。前作は前半の銃撃戦と後半の肉弾戦ともに、血がドバドバ出るようなタイプではなかったのだけど、今作ではナイフやらマチェーテやら金槌やらが登場し、殺し方がえぐくなっている。そのせいか、日本での劇場公開時はR15にするために一部が削除されていたらしい。今回買ったのはR18の無修正版だが、見た感じそんなにものすごいシーンがあるわけでもない。別にR15でもいいんじゃないの?とは思ったけどね。
それにしても前作が評価されたのは、激しいアクションもそうなのだけど、マッドマックスやガルパンのようなもう最初から最後までアクションだけでできているような特化型映画だったからというのが大きい気がするんだよね。上映時間も100分ということで、密度が高かった。
でも今作はなんと150分の大作になり、いろいろ詰め込みすぎた感が否めない。監督も欲が出てやりたいことをぶち込んできたんだろうけど、どう見てもコレジャナイ感が強い。
面白いのは面白いんだけど、なんというか普通のアクション映画になっちゃった。
日本のヤクザ役で、松田龍平や遠藤憲一が出ているが、特に主人公と戦うとかいうことはなく、あくまでゲスト的な位置づけっぽい。

Posted in 映画

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