2021年春アニメ総括
冬はたくさん見たが、春は3話くらいまで見たものはそこそこあったものの、完走は2作のみ。いや、ドラマを入れて3作か。
「ゾンビランドサガリベンジ」
1期の終わり方からして続く気満々だったので、さもありなんという感じだが、ゾンビランドサガの2期である。2018年の秋にやってたいたものなので、約2年半ぶりの登場。スタッフも変わっていないようなので、安定して面白い。ただ、やはり1期の時ほどのインパクトはない。というかゾンビがアイドルをやるという枠組みでのぶっ飛び具合が1期よりも薄れて、アイドルコメディのような感じに落ち着いてしまった感がある。今回の楽曲は全体的に前のより好みなのだけど。お話的にはリベンジにこだわりすぎたか?
ただ、今度も終わり方がアレなので、3期があるとしたらどうなるのかってところかなぁ。まさかゾンビvsエイリアンとかまじでやらんよね(^^;)
「ゴジラ シンギュラポイント」
既に一度書いているので、もう書くこともないのだけど、最初から最後まですごい話だった。1話から張り巡らされた伏線は何度か見ないと理解できそうにない。結局のところ主人公はAIだったねという感じ。そもそもタイトルにあるシンギュラリティは、AIが人間を凌駕することになる技術的特異点を指すわけで、最初から示されていたんだよね。そのあたりも含めて脚本うまいなぁ。円城塔の著作は実のところ読んだことがないので、今度読んでみようか。とりあえずブルーレイは予約してしまったので、来たらゆっくりと見直しましょう。
「ゆるキャン△2」(ドラマ)
アニメ総括でドラマを入れるのはどうなんだろうという気もしないでもないが、これは例外ということで(^^;)
アニメの2期は伊豆編までやれたが、ドラマ版はそこまで行きつかず、なでしこのソロキャン話で終わった。やはり実写だとアニメと同じようなテンポでは難しいのだな。1期のときはどちらもクリキャンまで描けたが、思い出すとドラマ版では若干エピソードが刈り込まれていたようだ。まぁいずれにしてもキャストが皆可愛くてよかったですよ。
以下は途中リタイア組。
「SSSS.DYNAZENON」
リタイアというか録画したけど、まだ見ていないやつ。一応これは見ようかとは思ってる。前作のSSSS.GRIDMANはまぁまぁ面白かったので、多少は期待しているが、そもそも特撮物の方には興味がないので、ロボットが出てくるシーンにどこまで耐えられるか次第。
「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」
最近この手の長いタイトルが多い。原作のラノベの流行をそのまま引きずっているのでしょうがないが、そろそろ飽きられつつある気がする。もっともタイトルを見れば内容がわかるので、便利といえば便利か。で、これもまぁタイトル通りの内容である(-_-;)
転生物のコメディで、過労死した社畜が魔法使いに転生したので、のんびり暮らそうとするが、いろいろ面倒に巻き込まれるという、何も考えずにぼーっと見るにはよい。ただ、あまりに展開がゆるすぎて3話で飽きた。
「戦闘員、派遣します!」
悪の秘密結社の末端戦闘員が、他の星への侵略の先兵として送り込まれた先でのドタバタコメディといったところか。まぁギャグアニメはこのくらいハチャメチャな方が面白い。ただまぁ12話それでいけるかというとそれはまた別な話で、結局4話で飽きた(^^;)
「不滅のあなたへ」
うーん・・これは何と言ったらよいか。演出もストーリーも悪くない。特に1話はすごくよかった。泣きました。これは期待できると確信しました。
が、2話以降がどうも・・。何というか、セリフへの違和感が拭えないのだ。1話は登場人物がほぼ一人なので、会話はなく独り言だったので、気づかなかった。これはもう原作者とわたしの主義の相違としか言えないので、どうしようもないのだが、気になりだすといろいろなところが気になってしまって、まともに見られなくなってしまった。なので、お話自体は面白そうではあるのだが、視聴は断念。演出が合わないとかお話が面白くないとか絵柄が嫌いとかいろいろな理由でリタイアしてきたが、セリフに違和感がありすぎるというパターンは初めてだ。
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