ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

2021年冬アニメ総括

4月 2nd, 2021 by PureJyam

相変わらず年の初めである冬シーズンは良作が多い。2020年も冬はかなりよかったものの春夏秋で完走したのは1作のみという体たらくだ。まぁそれはあくまでわたしの趣味に合うものがなかったというだけであって、話題作はそこそこあったようなんだけどね(^^;)

はたらく細胞!!
2018年の夏にやっていたものの2期。もっと最近見たような気がしていたが、2年半も前だった。体内細胞の擬人化ははじめこそ面白かったものの、やはり続くとマンネリ気味。そのせいかどうなのかは不明だが、8話までしかなかった。

はたらく細胞 BLACK
はたらく細胞のスピンオフ作品。大筋は本編と同じなのだが、身体の主がやたらと不健康なため、体内がブラック企業化している。主人公は本編と同様赤血球なのだが、ブラック企業の若手社員という位置づけを強調するためか、性別が白血球と逆転している。
人間の体内を描くという意味では同じなのに不健康というだけで、ここまで雰囲気が変わるのは面白い。こっちだけあれば本編の2期はいらなかったような気がする。

蜘蛛ですが、なにか?
異世界転生物。ほぼほぼ「転生したらスライムだった件」のパ〇リにしか見えないが、Wikipediaにも影響を受けたと書いてあるので、まぁそうなのだろう。特にスキルとかがゲームのように数値化されて獲得できるところとかがそれっぽい。ただ、高校のクラス全員が転生しているとか、転生者同士につながりがあるとか、世界そのものの成り立ちとかにも秘密があるとか、いろいろ捻ってはある。
王国の王子に転生して優雅に暮らしているクラスメートもいる中で、主人公は、迷宮の地下で蜘蛛として生まれ、食物連鎖の最下層から苦労して生き延び、成りあがっていく。
この主人公の蜘蛛パートは面白い。というか、声を当てている悠木碧が一人でただしゃべりまくっているというシチュエーションが秀逸。さらにスキルが上がっていくと意識が多重化して一人で3人分?くらいしゃべるので、声優って大変だなという感想しか浮かばない。
しかし、他のクラスメートたちのお話を描く人間パートになると、とたんにつまらない。人物はステレオタイプ。ストーリーも稚拙。適当な世界観で行き当たりばったりに作られてるようにしか見えないのだよね。ただ2クールあるようなので、この先面白くなっていくのかもしれない。

怪物事変
けものじへんと読むらしい。人間に紛れて生きる怪物と呼ばれる妖怪変化の少年たちと彼らの面倒を見るタヌキの探偵の物語。性格がかなり異なるそれぞれの少年たちのやり取りが面白い。特に感情がほとんどない主人公のボケがよい。アニメ化されているのは長編の一部のみなので、ストーリーやらなんやらが全く完結していないのがもどかしい。

無職転生
異世界転生物。原作は2012年に書かれていて、この異世界転生物の先駆的な作品らしい。そのせいかはわからないが、最近多い、ゲーム的なスキル獲得みたいな安易な描写はなく、転生した先の世界でちゃんと成長していく主人公が描かれている。
学校でのいじめが原因で引きこもり、そのまま30を越えた無職の男が、家を追い出されて街を彷徨ううちにトラックにはねられて転生する。大抵のラノベでは転生後は超絶強力な能力を得て、無双していくみたいな展開になりがちだが、この作品では幼少期から少しづつ学んで、そこそこの魔法使いになってゆく過程が描かれる。演出も丁寧だし、背景やキャラもかなり力が入っている感じ。一番のポイントは、前世の男の声に杉田智和を起用したとこだろう。見た目は少年だが、前世の記憶をそのまま引き継いでいて、心の中の声として前世の男がナレーションのようにしゃべる。わりとエロくて際どい描写もあるが、声のせいでそのあたりがあまり生々しくならないのだ。
あと、やはり世界をちゃんと構築しているように見える。種族や言語の違い、歴史とかも考えているっぽいので、好感がもてる。そういとこを適当にやってる作品もおおいからねぇ。

のんのんびより のんすとっぷ
去年の秋に見ていなければ、今回も見ていなかっただろう。のんのんびよりの3期である。スタッフが今までと同じなので、1期から続くこの雰囲気も変わっていない。今回もれんちょんが1年生になった春からの1年間の物語だ。まぁ相変わらず間の取り方やキャラのやり取りの緩急が巧みで素晴らしい。今回は新キャラとしてれんげよりも年下の駐在さんの娘が出てきたりして、れんげがお姉さんになる物語でもある。最後はちゃんと学年が上がって、れんちょんはちゃんと2年生になって終わるのがそれを象徴している。原作も終わったということなので、多分4期はないだろうなぁ。

ゆるキャン△シーズン2
1期が2018年の1月だったので、3年ぶりの2期だ。1期が原作の1巻から4巻までだったのに引き続き、2期は5巻から9巻までの物語となる。1巻分長いせいか、アニメも13話が最終だった。原作をほぼ忠実にアニメ化しているのは1期と同様。細かな部分の取捨選択はあるが、全体の流れとかの兼ね合いもあるので、それはしょうがないところ。
前半は、なでしこのソロキャンはじめと大垣、犬山、斉藤の遭難もどき。後半は、あおいの妹あかりも含めての全員での伊豆キャンプ旅である。特に後半は先生の車で伊豆巡りというのが主軸になっているので、キャンプというよりも旅行という感じ。まぁキャンプ地へ赴くまでもがキャンプの醍醐味なんだろうけどね。
来年には映画が公開されるらしいが、お話はオリジナルなんだろうか。それとも原作で今後描かれるであろうお話なんだろうか。気になるねぇ。

Posted in アニメ

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