ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

三匹の侍

2月 19th, 2021 by PureJyam

間違ってリージョンB版を買ってしまったやつですが、PC用のリージョンフリープレーヤーをインストールして見れました(^^;)

「三匹の侍」 1964
子供の頃、テレビで見てました。多分父が見ていたのを横で見ていただけだろうとは思います。当然ながら幼すぎて内容は全く記憶になく、おぼろげながらも憶えているのは、オープニングでストップモーションになる3人のシーンと長門勇が出ていたことだけです。それはそれでなんで長門勇だけ憶えていたのかは不明ですけどね。1963年に第1シリーズが始まり、第6シリーズが1969年まで続いたようなので、恐らく見たのは後半のものだったと思われます。
その映画版をAmazonで見かけて、ちょっと懐かしい感じがしたので、買ってみたわけですが、安く買おうと思ってeBayで注文したのはよいけど、リージョンを間違うという失態を犯してしまったという・・・
素直に、日本版を買えばいいじゃんという意見もあるかもですが、この映画、なんでか日本版のブルーレイが出てないんですよね(-_-;)
まぁ、クライテリオンという会社の出している白黒の日本映画は画質に定評があるので、何も考えていない日本の映画会社のものよりよっぽどよいので、問題はないんですけどね。
さて、監督は五社英雄、主演は丹波哲郎、平幹次郎、長門勇というまさに往年の時代劇ですが、やはり面白い。3人のキャラクターがそれぞれ良い味を出していて、皆魅力的です。白黒の光と影の使い方や、剣戟シーンのカメラワークが素晴らしい。勧善懲悪でめでたしめでたしとはいかないストーリーはなかなか面白いですが、後半唐突に出てきたやつがラスボス扱いされていて、そこがちょっと引っかかる感じ。
丹波哲郎がまだ若くて、丹波哲郎感が出すぎていないとこがよい。年取った丹波哲郎は何をやっても丹波哲郎という感じなんだけど、この頃はまだそこまで灰汁が強くない気がする。

Posted in 映画

Leave a Comment

Please note: Comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.