電熱ベスト
電脳ベストならちょっとサイバーっぽいのだが、電熱ベストじゃなんともしまらない。寒さ対策のため買ってみた。
家が古くちょっと電化製品を同時に使用すると、あっという間にブレーカーが落ちてしまう。まぁそのために無停電電源装置まで導入しているわけだが、とにかく冷暖房に不自由しているのだ。部屋にエアコンはあるものの、古いため電力を食う。しかも冷房はできるが暖房機能がない。冷房もなるべく使わないようにしているが、寒いときはもうどうしようもないわけだ。一応小さいセラミックヒーターはあるだけど、強にすると1000w、弱で500wも電力を食うため、恐ろしくて強にはできない。家に人が少ないときに恐る恐る弱で使っているのだが、弱だとあまりあたたまらないのだよねぇ(-_-;)
そこで、電熱ベストの出番だ。これなら、モバイルバッテリーで稼働するので、ブレーカーには影響しない。使い放題である。
この手のやつは、類似品がたくさんあって、ほんとピンキリだ。怪しい中華製のものが大半なので、選択が難しい。今回買ったのは、一応雑誌に取り上げられていたのと、アマゾンのレビューチェックサイトでも危険度が少なかったBemegaとかいうメーカーのやつにした。
バッテリーは、以前購入した、ダンボーバッテリーを使う。頑張って買ったわりにあまり活躍の場がなかったのだが、今度こそは役にたってもらう。ダンボーバッテリーは一応10000㎃hあるので、40°Cの中温で6~7時間は持つというのが、うたい文句だが、実際は5時間半ほどで力尽きた。わたしとしては、寒い午前中を乗り切ってくれれば御の字なので、十分すぎるくらいである。ただ、このベストについているUSB端子は、通常の端子の外側の金属部分の覆いを取り去ったような形状をしていて、確かにこれだと方向を気にせずに刺せるというメリットがあるものの、差し込む端子側がちょっとゆるいとすぐに電力供給が切れてしまうという欠点がある。アマゾンのレビューでもそれに触れているものがあったが、バッテリーによって切れやすいものがあるようだ。残念ながらダンボーバッテリーはあまり接続がよくなくて、すぐに切れてしまう。
別の20000mAhくらいあるのを買おうかとも思ったが、手持ちのUSB延長ケーブルを使うといい感じに切れないことが判明したので、当面はこれで様子見という感じ。
いまのところ、中温でしか使っていないが、いい感じに暖かい。使い捨てカイロをベストに貼っているような感覚である。これでこの冬は乗り切れそうだな(^^;)