ふらいんぐうぃっち
今回は前回以降、2019/8からの約1年分ですね。
「便利屋斎藤さん、異世界に行く」 一智和智
よくある異世界転生ものだが、斎藤は異世界に行っても勇者とかになるわけでなくあくまで便利屋をやってるとこが面白い。齋藤さんとは関係ないネタマンガのような番外編をちょいちょい挟んでくるので、ずっとこんな感じなのかなぁと思っていたら、2巻で意外なまとめ方をされていて関心した。
「少女終末旅行」 つくみず
以前アニメで見たときは、1巻しか買わなかったんですけど、結局全巻買いました。まぁ全巻と言っても6巻しかありませんが。いい感じに終わらせたと言えるでしょう。へたに長引かせてもヘタレる場合が多いですからね。この結末に希望を見るか絶望を見るかは人によるのだろうな。
「恋情デスペラード」 アントンシク
やたらにうまい絵と江戸時代と西部劇をミックスした世界観が面白そうだったので買ってみた。銃を仕込んだ義手を持つやたらに強い女渡世人のお紋が日本一の夫を探して旅をしているというよくわからないお話しだが、マカロニウエスタンっぽくてなかなかに好み。
「妖怪ハンター」 諸星大二郎
昔、ジャンプコミックスで1巻だけ買った。ネットでみかけて全部読みたくなったので3巻にまとまったやつを買う。稗田礼二郎シリーズがこれで全部なのかどうかはわからない。久しぶりに読んだが、まさに諸星大二郎の真骨頂といったところ。特に「生命の木」はすごい。
「大ダーク」 林田球
ドロヘドロが完結したあとの新シリーズ。あいかわらずドロドロぐちゃぐちゃな展開。宇宙を舞台にしたことで、ドロヘドロよりカオス感が増している。ただ世界設定にとりとめがなくて散漫な印象。
「シメジ シミュレーション」 つくみず
少女終末旅行が完結したあとの新シリーズ。頭に目玉焼き載せた女子高生と頭にシメジを生やした女子高生のSFチックなゆるい日常。悪くない。
「地獄楽」 賀来ゆうじ
やたらにうまい絵と不死とも言われる忍が不老不死の仙薬を探しに首切り浅右衛門とともに極楽のような島に渡るというお話が面白そうだったので買ってみた。まぁよくある異能バトルマンガではあるのだが、極楽の設定がなかなか面白くて先が気になる。
「あたらしい家族ができました。」 与田 基俟
父が死んで叔父に引き取られることになった女子高生がおねえだった叔父と暮らす話。特にこれといった特徴はないのだけど、なんとなく買ってしまった。面白くなくはない。
「ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。」 もちぎ
子供の頃から母親に虐待されていた主人公が家を出て東京でゲイ風俗で働くお話。作者の実体験らしい。多分実写でやったらドロドロしてしまうような話なのだが、デフォルメされたキャラで描かれるとギャグっぽくまとまってしまうとこは作者のうまさゆえか。
「ふらいんぐうぃっち」 石塚千尋
これまた以前アニメで見たときは、1巻しか買わなかったんですけど、結局全巻買いました。アニメでは魔法ネタはあまり描かれなかったですが、原作のアニメ以降のお話では、ちゃんと魔法を使っていて魔女魔女してます。アニメも面白かったですが、アニメではやらなかった4巻後半以降の方が登場人物がさらに増えて面白い。
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