2020年冬アニメ総括
とうとう過去編は終了だ。なんかまだいろいろ漏れがありそうな気もしないでもないが、この辺でいったん終わりにしておく。なんかあったら、おいおい書いていくことにするってことでね。
で、現在編のしょっぱなはまたアニメの話。ここんとこアニメとブルーレイのネタしかないのは困ったもんだが、しょうがない。前期少なかった分今期は結構数が多かった。
「映像研には手を出すな!」
始まったときにもネタにしたが、なかなかよいできだった。浅草の声をあてた伊藤沙莉という女優さんはとにかくうまい。原作1巻分を4話で消化するパターンだったが、3巻目はわりと地味な内容なためかアニメオリジナル部分が多い。脚本はわりといい感じにまとめているが、演出が微妙。原作者の才能には到底及ばない感じ。監督の湯浅政明はどのへんまで統括してるのだろうか。それと作画の出来不出来が極端。できればブルーレイでは修正しておいてほしいところ。
「空挺ドラゴンズ」
タイトルからはなんか空戦物なのかと思っていたが、全く違った。オロチと呼ばれる竜が空を行きかう世界で、その竜を獲物とする飛行船に乗ったオロチトリ達の物語。悪くないが、よくもない。キャラクターはいい感じに描けているが、世界観のわりにストーリーが凡庸で、ぜひ先が見たいという感じにならない。
「虚構推理」
大分前に読んだ原作の小説はとてもよかった。真実を虚構で捻じ曲げるという通常の推理小説の逆を行くという発想が素晴らしい。ただ、それはあくまで小説だからというのもあって、アニメ化には無理があったと言わざるを得ない。マンガ化もされていてキャラはマンガ版を踏襲しているようで、悪くない。しかし内容がそもそも言葉による推理合戦みたいなところがあって、それをアニメ化しても結局、説明動画になっちゃうんだよね。
「ドロヘドロ」
この世界観のインパクトはすごかった。原作買っちゃいましたしね。アニメは原作23巻中の7巻途中までの内容。かなり駆け足な感じだったけど、まだ半分も消化できてない。背景美術とかすごく凝っていてよかったのだけど、2期はあるんだろうか。3期くらいまでやらないと終わらない気もするけどね。
「痛いのは嫌なので、防御力に極振りしたいと思います。」
異世界転生かと思ったら、VRのMMOの中のお話だった。キャラ設定でタイトル通りの設定にした女の子を中心としたコメディ。極端にギャグ寄りというわけではなく、天然な主人公が普通にプレイしているだけなのに、いろいろなスキルをゲットしてとてつもなく強くなってしまう過程を楽しむという感じ。こんなゲームが早くできるようになってほしい。
「へやキャン△」
ゆるキャンのショートアニメ。2期までのつなぎみたいな感じ?でも2期は来年早々の放映なので、つなぎにしては早すぎるか。まぁゆるキャンが好きなら楽しめる。
「ゆるキャン△」(ドラマ)
アニメではなく実写ドラマ。まさかゆるキャンが実写化されるとは。アニメが実写化されると大体微妙な出来になって、ファンから総すかんという結果になるのが定番だが、これは悪くないできだった。実写化にあたって変に原作を改変しなかったのがよかったのだろう。キャラクターも原作の雰囲気をよく出していた。実写のよいところは、景色が本物なので、富士山とかがとてもよく撮れていてそれだけでインパクトがあるところだ。ロケは大変そうだけど。
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