仁義なき戦い 広島死闘篇(2019/1)
2月 7th, 2020 by PureJyam
前作を見たのは3年前だった。このシリーズはちまちまと見ていきたいと思ってはいるものの、買ったにもかかわらず見ていないブルーレイが溜まってしまっていることもあって、なかなか後が続かない。
2作目である。1作目の主人公だった菅原文太が脇役に廻り、一途なヒットマンの北大路欣也ととにかく下品でがさつで乱暴な千葉真一の2人が中心となっている。1作目のような群像劇ではなくなっていて、私としてはちと物足りない。
それにしても千葉真一がすごい。どちらかというとキイハンターとかそういったところで演じたかっこいい主人公のイメージとは真逆な、小物っぽい唾棄すべきチンピラといった風情の役柄を完全に演じ切っている。一度見たら忘れられないインパクトだ。
北大路欣也は、組の抗争に翻弄されやがて自滅してしまう鉄砲玉といった役だが、実直さと陰のある感じが同居しているイメージがぴったりだ。wikipediaによると元々は千葉真一と北大路欣也の役が逆だったらしいが、それだとどうなっていただろうか。多分千葉真一はどちらの役でもこなせた気がするが、北大路欣也が千葉真一のやった役をやるのはちとイメージが合わなさすぎる。
さて3作目は「仁義なき戦い代理戦争」となるわけだが、果たしていつブログで取り上げることができるだろうか?
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