ダイヤモンドの犬たち(2018/8~10)
そういえば、前回の「映像研には手を出すな!」は、乃木坂メンバー主演で実写化されるらしい。のだが、いやしかしどう考えても実写にするような原作じゃないでしょ。現実と妄想のシームレスな描写はマンガやアニメでこその表現であって、実写化に向くとは思えない。まぁ作り手次第ちゃ次第なので、もしかするととんでもない映像を見せてくれるのかもしれないが・・・
ということで、少し遡って8月から10月にかけてのブルーレイ。
「ロストチルドレン」
とてもシュールな世界で、攫われた弟を探す大道芸人?の怪力男と孤児の盗賊団の頭の少女の冒険の物語、いや、というよりは純愛のお話なのかもしれない。「アメリ」とか「デリカテッセン」で有名なジャン=ピエール・ジュネ監督の作品。まぁわたしはどっちも見たことはないですけどね。でもよかったです。シュールな世界はとても美しく、シュールな登場人物たちも魅力的です。孤児役の子が超美少女なんですが、役者は続けずに2、3年後には引退してしまったらしい。主人公の怪力男はクセのある風貌で、どっかで見たことあるなと思ったら、「パシフィックリム」に出ていた ハンニバル・チャウ 役の人だった。
「荒野のストレンジャー」
大分昔にテレビで見たが、ほとんど忘れてしまっていた。クリント・イーストウッドが監督と主演をこなしている。正体不明のガンマンがとある町の人々を翻弄するお話。基本的に復讐劇なので、主人公は結構えげつない。町中の家を真っ赤に塗らせて、HELLと書くとこが好き。廉価版なので残念ながら吹き替えは付いてなかった。
「ロンググッドバイ」
8年前にDVDを買ったが、ブルーレイで買い直し。DVDにはなかったが、こっちは日本語吹き替えが付いている。吹き替えがとてもよい。エリオット・グールドの面倒くさそうなとぼけた感じがとてもよく出ている。何度見てもやっぱりかっこいい。
「ダイヤモンドの犬たち」
タイトルだけは昔から知ってました。テレビ放映もしているようなんですが、見た記憶はないです。タイトル通り、ダイヤを巡る男たちのアクション物です。まぁまぁ面白い。テリー・サバラスがテリーテリーしていて懐かしい。吹き替えで見ると特に大平透の声がホントよく合ってます。なんかエンディングが2パターンあって本編は日本公開版の方。インターナショナル版はおまけ扱いになってます。ネタバレになるのであまり言いませんが、まぁピーターフォンダが主演だしねぇ、という感じ。
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