二ノ国Ⅱ(2018/3)
前作をPS3でやったのは、5年前だった。実のところ前作は結局クリアしなかった。以前にも書いたが戦闘システムがクソすぎていいかげん進めるのが面倒になったのだった。
にもかかわらず続編を買ってしまう(^^;)
相変わらずジブリ風のアニメチックなグラフィックはきれいだ。さすがに戦闘システムは改善されていて、まぁ普通のアクションRPG風になった。前作のイマージェンみたいに今作にもふにゃとかいう精霊みたいなキャラがいるが、そいつらを戦わせるというわけでなくあくまで戦闘のサポートをしてくれるだけになった。その方がすっきりしていてわかりやすい。
ストーリーは前作のように一ノ国と二ノ国をいったりきたりということはなく、単純に二ノ国の王国でクーデターがおきて王族の少年が追放され、仕方なく新しい国を作っていきつつラスボスを倒すというお話。
国を作っていくということで、旅の途中で出会った人たちをスカウトして自分の国つれてくることで国が大きくなっていく。一応領土に店とかを配置しスカウトした人を配置しつつ資金がたまったらレベルアップして見た目を進化させていくという要素もあり、いろいろ工夫しているができればもう少し自由度があるとさらによかった。
通常の戦闘とは別に進軍という、部隊を作って集団で多数の敵を倒してゆくという 要素もある。近距離戦向きだったり遠距離向きだったりする各種部隊をリアルタイムに操作するのだが、部隊配置とかそういう戦略要素はほぼなく、単に集団を移動させて敵に突っ込んでいくだけだったりする。面白くなくはないのだけど、こっちももうちょい工夫の余地はあった気がする。
いろんな要素をこれでもかと突っこんで楽しませようとしてはいるのだが、ちょっと盛り込みすぎな感じがしないでもない。ストーリーが単純でこれといった印象もないものなので、その他の要素で補おうとしたのかもしれないが、全体的には薄味で可もなく不可もないといったところ。少なくともクリアまではしたので、前作よりはましか。DLCを買ってまで続けようという気は起らないが・・
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