ハコビジョン
最初に出たときに買おうと思いつつも買っていなかったハコビジョンだが、今回初音ミクバージョンが出るというので買ってみた。
てのひらサイズの紙の箱でプロジェクションマッピングもどきを実現するという、ある意味画期的な商品だ。
2つあるのは、Amazonでの予約がセット販売だったから(^^;)
もっとも、実際に投影できるわけもないので、あくまでもどきである。
構造は単純で、箱の奥に凹凸のある背景のプラスティックのボードをおきそこに立てかけるように45度の角度で透明な板が置いてあるだけ。
あとは、スマホで動画を再生させつつ箱の上に画面を下にして設置する。
すると、動画が透明な板に反射してあたかも奥の背景に投影しているかのように見えるというわけだ。
ほんとにどうということのない仕組みだが、考えた人はすごい。
動画は箱の横に印刷してあるQRコードを読み取ってアクセスするが、まぁ単にYOUTUBEの専用チャンネルに飛ぶだけだ。
最初に出たのは、建物っぽい背景だったのでいかにもプロジェクションマッピングという感じだが、今回のは初音ミクのPVなのであまりマッピングっぽくない印象。
もっとも最初のやつは見てないので実際にどうなのかはわからないけどね。
しかしこれようの動画を作るのはかなり難しそうだ。
単なるPVを作っただけではそれこそハコビジョンにする必要がなくなってしまうので、やはり背景に投影しているように見せなくてはならないからね。
映像を見せるだけでなく、背景も見せなくてはいけない。
つまり画像が明るければ画像の方が見えるし、画像が暗くなると今度は背景が見えてくる。
ずっと明るいまんまだと、映像の方しか見えないので、投影している感がなくなってしまうのだ。
明るい映像部分と暗くして背景が見えている部分のコントラストをうまく考えないと、それっぽく見えない。
今回の映像は一つの箱につき2曲分の映像が見れるのだけど、どちらも後半の方がうまくマッピングっぽく見せている感じ。
作者が違うのか、同じ作者だけど雰囲気を変えた演出をしているかはわからない。
ブログを書くのにいろいろ見てたら、どうやらこのハコビジョン用の動画を募集しているらしい。
素材も配布しているし、ちょっとなんか作ってみたいかなー(^^;)