たまこまーけっと その2
1話を見たときに、どうも危なげで気になると書いたが、結局12話全部見てしまった(^^;)
まぁ最近のテレビは優秀なので一度予約いれておけば自動的に毎週録画しといてくれるのでね。
1話のときに何をしたいのかよくわからないとも書いたが、最終回まで見てもやっぱりよくわからなかった・・・
演出も脚本もさほど悪くはない(もちろん回によって出来不出来はあるが)し、キャラクターもいい感じなのだが、つまらないわけじゃないが面白くもないのである。
「けいおん」もドラマがあるわけでもなく何をするわけでもないお話だったが、あれはあれであの4人の生態に萌えるアニメということで許せたのだが、「たまこ~」は違う路線を狙っているようで狙いきれてないもどかしさがあるような気がする。
たまことその友人たちを中心に描くだけだったら多分けいおんと同じようなものになっていたのだろうけど、それじゃ意味ないしねぇ。
異物として挿入されたしゃべる鳥がいろいろ事件を起こしてそれに振り回されるとかいう,藤子不二雄アニメパターンでもないんだよねー
ただこの作品における鳥の立ち位置というのは、個人的にはちょっと面白いなぁとは思った。
小説でいうといわゆる神の視点に近い感じ。
ちびまる子ちゃんでのナレーターが登場人物としてお話に入ってきてしまっているような感じといったらよいのか。
どこにでも現れて、かつ違和感を感じさせない存在。
こいつをもっとうまく使えば、もっと面白くなったような気もするが、具体的にどうしたらというアイディアは思いつかない(^^;)
多分1年もしたらそういえばそんなアニメあったっけみたいに存在すら忘れ去られちゃうんだろーなぁ。
Posted in アニメ