時をかける少女
SSDは結局SATA3Gの普通の接続に戻すことにした。
6Gポートへの接続では多少速くなるものの、6Gに接続するためのドライバの読み込みで起動時間が逆に長くなってしまうという本末転倒な結果になってしまったためもはや断念。
これ以上はマザーボードを変える必要があるみたいなので、まぁいずれってことでね(^^;)
というわけで、「時をかける少女」のブルーレイを買った。
細田監督の新作である「おおかおこどもの雨と雪」が公開になるってことで、期間限定版がわりと安く出てたのでついつい・・・
それにしてもブルーレイはやっぱり画質がよいですねぇ。
以前テレビ放映時に録画したやつと比べるともう雲泥の差です。
「時をかける少女」は名作だとは思いますが、やはりどうにも脚本のつめが甘いのが気になります。
同じ脚本家の「サマーウォーズ」ほどは破綻してませんけど、この脚本家にSFは向いてない。
SFってのは大嘘をこく物語なんだから、逆に細部はきっちり描かないとほんとに嘘くさくなっちゃうんですよね。
だから彼がいた未来はどのような世界なのかとか、その世界における時間跳躍はどのように扱われているのかとか、未来における彼の立場はどんなものなのかとか、この映画の中では語られることのない部分をきっちり詰めておかないといけないはず。
なのにそういうことをなんか雰囲気だけで語ってるから全体が薄っぺらい。
結局この脚本家は、タイムリープという事象をストーリーを語る上でのアクセサリーみたいなもんだとしか認識してないのだろう。
原作者の筒井康隆は内心忸怩たるものがあったのではないかねぇ。
SF作家としては納得いかないんじゃないかなー
でも細田監督はこの脚本家が気に入ってるのか、今度の「おおかみこどもの雨と雪」も同じ脚本家だったりする(-_-;)
昔、原田知世が主演した実写版では確か原作とほとんど同じストーリーだったような気がするけど、そちらとこのアニメ版とどっちがよいかと言われると断然アニメ版を推す。
なぜなら、わたしは実写版を撮った監督の演出が嫌いだから・・・
やっぱり映画ってやつは脚本に多少問題があっても、演出の仕方が自分にあってる方を取るよね(^^;)
さて新作の「おおかみこどもの雨と雪」の出来はどうなんだろか?
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