METHODS
最近買った本、2冊。つーか手前は雑誌ですけどね。
芸術新潮の4月号で大友克洋特集があるというのを見かけて、近所の本屋に行くも既になく・・・
Amazonを見ても、3月号はあるのに4月号はなぜか無し(>_<)
しょうがないので、ちょっと離れた大きな本屋へ行ってようやく入手。
どうやらかなり売れてるらしく、増刷がかかったそうだ(^^;)
最近はあまり露出も少なくなったとはいえ、やはり大友は人気あるのか?
内容はというと、雑誌のほぼ半分を費やした特集で原画のコピーとかいろいろ載せててかなりよい。
もっとマンガ書いてほしいなぁ。
奥のやつは、復刊ドットコムというサイトでたまたま見つけた、「押井守・パトレイバー2演出ノート METHODS」という本。
1994年に発行されたかなり昔のやつです。
しかし、内容がなかなかすごい。
「パトレイバー2」の主要カットについて、レイアウトと演出意図を解説している。
それにしても細かいとこまできっちり演出意図が入ってるんだねー
さすがプロ(^^;)
勉強になります。
アニメーションの場合、絵コンテのあとにレイアウトという工程が入るのを知らなかった。
調べてみると、宮崎駿がハイジで取り入れたシステムらしい。
実写なら絵コンテがあれば、あとはそれにそって撮影すればよいだけだけど、アニメーションは全てを描かなければならないので、絵コンテだけだと情報が不足するっぽい。
そのまま原画を起こすと、全体の統一性にムラが出たりする。
そこで、絵コンテに情報を足して「絵」が描ける設計図を作る。それがレイアウトなんだそうだ。
もともと絵が描ける監督だと、そもそも絵コンテを詳細に描いて、レイアウトがわりにしてしまう場合もあるとか。
やはり絵が描けるってあこがれるなぁ。
まぁわたしの場合、絵コンテが必要になるようなものは撮ってないですけどね・・・
大抵一人でやってるので、頭の中にあればそれでことたりちゃう(^^;)