まどか☆マギカ
見るからに愛らしいキャラクター、キュウべぇですね(^^;)
「魔法少女まどか☆マギカ」に出てくる正体不明の生物ですが、まぁこの手不思議生物は魔法少女アニメはつきものなので、特段珍しいわけじゃありません。でもってこいつが「ぼくと契約して魔法少女になってよ」なんてセリフを吐くのもある意味お約束みたいなもんで、よくあるお話ですね。
上の写真のリンク先の公式ページのトップ絵を見ても、ごくごく普通の魔法少女アニメにしか思えないですし・・・
しかし、ネット上でこいつは鬼畜とか陰獣とか呼ばれて忌み嫌われてますね(^^;)
人気の裏返しって部分もあるかもなのですが、まぁこいつのやってることを見るかぎり同情の余地はないです。
一見ありきたりな魔法少女物アニメに見えるこの「魔法少女まどか☆マギカ」は、少なくともお子さま向けアニメでないことは確か。
別に深夜にやっているからといってエロいわけではなく、とにかく展開が暗いです。鬱展開まっしぐらですね。子どもが見たらトラウマになります(>_<)
こういう先の展開が全く読めないストーリーというのは、やはり惹かれますねぇ。どうしても先が気になって次の週も見てしまいます。
なんといっても全12話中既に7話が経過しているにもかかわらず,主人公のまどかはまだ魔法少女になってません。
普通なら1話で魔法少女になってあとは仲間と一緒に敵と闘うだけみたいな展開なはずですが、いまのところまどかがキュウべぇと契約して魔法少女になるという気配が微塵も感じられません。
契約といっても、魔法少女になる代りにどんな願いでもかなえてくれるという、魔法が使えた上に願いまでかなえてくれるかよみたいな、一見さほど悪くない契約なんですがね(^^;)
まどかも一度は契約する気になるのですが、このアニメは世の中にはそんな甘い話があるわけないよということを徹底的に教えてくれます。キュウべぇはとにかく契約契約としつこいですが、肝心なことは何も説明しません。
まどかと親友のさやかは結局徐々にその契約に隠された魔法少女の過酷な運命を知ることになっていきます。
とにかく脚本がうまいですね。有名な脚本家らしいですが、わたしは知りませんでした。なんで有名かというととにかく鬱展開が得意らしい・・・
ほのぼの系の絵柄のキャラクターで魔法少女物と聞いて思い浮かべるストーリーをことごとく覆す方向に持っていくというのは、わりとあざとい演出ではあるのですが、それでも面白いのでよしとしましょうか(^-^)