ダーティ・メリークレイジー・ラリー
なんだか古い映画のDVDばかりを買ってますね(^^;)
「ダーティ・メリークレイジー・ラリー」と「バニシング・ポイント」という1970年代のアメリカンニューシネマを代表する2作です。まぁどちらもわたしはテレビでしか見たことないですけど・・・
ただ最初見たときのインパクトは大きかったです。アメリカンニューシネマというと大抵主人公が悲惨な最期を遂げるというのが王道で、どちらの作品もそれにのっとっているわけですが、とにかく最期のあっけなさがすごい(-_-;)
普通主人公が死ぬなんていう場合、盛り上げて盛り上げてお涙頂戴みたいな感じになりがちですが、アメリカンニューシネマってそういうパターンを全否定してるとこがあって、「あれ?」と思ってるうちにはいさようならみたいな・・・
どちらの作品もカーチェイスが圧巻です。特に「ダーティ・メリークレイジー・ラリー」のスピード感は最近の映画でもなかなかお目にかかれないくらいです。CGなんてない時代ですから全部リアルなスタントなので、そういうとこも魅力ですよね。
ピーターフォンダがなんといってもかっこいいですし(^-^)
監督が「ヘルハウス」と同じ監督だったことをDVD見て初めて知りました。「ヘルハウス」もわりと好きな映画なんですが、全然タッチが違うので監督が同じだとは意外でしたね。
どちらの作品にもテレビ放映時の吹き替え音声が付いていたんですが、「ダーティ・メリークレイジー・ラリー」の吹き替えがよいです。特にメリー役の声がオリジナルよりも役にぴったしという感じでした。どっかで聞いたことある声なので、ちょっと調べてみたらガンダムのセイラとかうる星やつらのランとかをやった人みたいです。そういわれるとランの雰囲気はあるかな。でも2003年に亡くなられてるんですね。まったく知りませんでした。