吹き替え
野沢那智さんが亡くなられたそうです。アランドロンといえばもう野沢那智氏の声しか浮かんでこないくらいはまり役でした。最近はスターウォーズのC3POの方が有名でしょうか。アニメの吹き替えも数多くて、あのルパン三世もパイロット版では野沢氏がルパンをやっています。さすがに山田康雄氏の声が染みついているのでアランドロン風の2枚目ルパンにはちと違和感を感じてしまうのはしょうがないところ。別バージョンのパイロット版では、広川太一郎氏が声をあてていて、そう考えるとみんな亡くなってしまわれたんですね・・・
ご冥福をお祈りします。
有名俳優の吹き替えとういうのはやっぱり声優さんが固定されていた方がよいですね。アランドロンは野沢那智、クリントイーストウッドは山田康雄、ロバートレッドフォードは広川太一郎という風にいつも声が決まっていた方がイメージが壊れずに済みます。
前回のパピヨンのスティーヴ・マックィーンは、テレビ放映する局によって、宮部昭夫氏か内海賢二氏のどちらかがあてていました。声でいうと内海さんの声の方がかっこいいんですが、マックィーンのイメージだと宮部さんの声の方がなんとなくしっくりきますね。今回買ったDVDでは愛蔵版というだけあって二人の吹き替え版が収録されていました。共演のダスティンホフマンは野沢さんがあてることが多いのですが、パピヨンでは愛川欽也か東野英心がやってます。二人ともうまいんですけどどうも違和感あるんですよね。特に愛川欽也はどうも顔が浮かんできてしまってだめです(-_-;)
顔の知れた俳優が声をあてるとどうしてもその人のイメージが前にでてきてしまうのでいけません。普段の声と微妙に変えて吹き替えてくれる人もいますが、そこまで芸達者な人も少ないです。
声優って難しいですよね。