ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

ダーティハリー

8月 21st, 2024 by PureJyam

アラン・ドロンが亡くなったということだったので、主演作を見ようと思ったが、手持ちの作品は大体見てしまっていたのだよな。「サムライ」が見たいのだけど、相変わらず値段が下がらなくて買い時が難しい。それにしても稀有な俳優であった。

というわけで全然共通点はないが随分前多分7,8年前に買った「ダーティハリーコレクション」という5作品入ったやつを順番に見てゆくことにする。まぁ特に意味があって温存してたわけでなく、単に買ったの忘れてただけなんだけどね。

「ダーティハリー」 1971
ドン・シーゲル監督とクリント・イーストウッドの名前を一躍世界に知らしめた大ヒットポリスアクション。
犯罪者に容赦ないサンフランシスコ市警のダーティハリーことハリー・キャラハン刑事は、スコルピオと名乗る凶悪狙撃犯を追うことになるが・・・
かなり昔にテレビで見ているが、細かいところは記憶になく、スタジアムでの対決とか断片的に憶えているだけだった。44マグナムをぶっぱなすイーストウッドがとにかくかっこよい。
現在の目線では、イーストウッドは既に「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」で有名だったろうし、ドン・シーゲルも結構な数の作品を撮っていると思うが、当時としてはさほど目立つ存在ではなかったのだろう。この「ダーティハリー」の大ヒットで地位を確立したということらしい。
犯罪者に容赦なく警察組織にも頓着のない無頼系刑事の元祖と言ってもよいダーティハリーを生み出したことで、後の作品にも影響を与えているっぽい。具体的には思いつかないが、確か日本では「ドーベルマン刑事」とかいうのがあったような気がする。
ハリーもそうだが、犯人の方もかなりインパクト強めに描かれており、令状なしの強引な逮捕のせいで、明らかに犯人であるはずなのに釈放されてしまうなど、ヘイトの集め方がすごくて、無謀なハリーに対して、やっちまえというエールを送りたくなるくらいである。まぁそれだけ脚本や演出がうまいということだ。まさに名作。
特に、スタジアムで犯人と対峙したあとに、空撮で2人をどんどん引いてゆくカットは鳥肌もの。普通はあそこでハリーのアップに行きがちなんだよなぁ。

Posted in 映画

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