古代メキシコ展
8月 19th, 2023 by PureJyam
6/16から始まっていて、ずっと行きたいと思っていた「古代メキシコ展」に行ってきた。夏休みとはいえ平日の午前中ならさほど混んではいまいという目論みは、会場の東京国立博物館に到着した瞬間に潰えた。開始は9時半で到着もほぼその時間だったにもかかわらず、チケット売り場には既に100名程度の列ができていて、見た瞬間もう帰ろうかと思った。やはり夏休みに入る前に来るんだったという後悔に苛まれつつもせっかく来たんだしということで、あきらめて列に並んだのだった。
混んではいたが、全然見られないよという程ではなく、入り口付近はそこそこ人だまりができていたものの奥の方はまだ人もまばらでわりとじっくり展示物を見ることができた。
古代メキシコということは、要するにマヤ、アステカ、テオティワカンあたりのものだというくらいはなんとなくわかるもの、これらの時間的地理的関係まではよく知らない。
以前見た「アポカリプト」がマヤ文明を扱っていたが、展示物の土器や土偶は確かにあそこに出ていた仮面や装束の雰囲気を漂わせていたように感じた。
マヤ文明の7世紀から10世紀頃の土偶は大きさはさほどではないが、細部がかなり細かく作りこまれており、なんとなく現代のフィギュアっぽかったのが興味深い。できればレプリカとか欲しかったが、特にそういうのは物販してなかったのが残念。
それにてしても国立博物館に行ったのはかなり久しぶりで、昔モナリザが来日したときに見に行って以来な気がする。