遊星からの物体X
7月 12th, 2022 by PureJyam
「遊星からの物体X」 1982
ジョン・カーペンター監督のSFサスペンスホラー。主演は、前年公開の「ニューヨーク1997」と同じく、カート・ラッセルである。
テレビ放映時に見ている。といってもかなり前のことなので、内容は断片的にしか記憶になく、憶えているのは物体Xの衝撃的なデザインくらい。特に頭に足が生えて歩くところはかなりのインパクトがあった。
「要塞警察」でもそうだったが、カーペンター監督はこういう正体不明の敵に追い詰められてゆくシチュエーションを描くのがうまい。
109分という尺のため、冗長な部分がなくテンポよく話が進むのもよいね。エンニオ・モリコーネの曲も雰囲気を盛り上げている。
「エイリアン」でもそうだったが、この手の話だと最後は主人公が一人だけ助かるパターンも多いが、今作では2人が生き残り、しかしもしかすると相手は憑依されているんじゃないかという疑念を残しつつ終わるとこが想像力をくすぐる感じでとても好きだ。
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