宮崎駿作品集
劇場版初監督作品である「カリオストロの城」以来、ン十年来のファンであることは確かなのだが、なぜかブルーレイはその「カリオストロの城」のみ(しかも北米版)しか買ってなかった。
まぁ宮崎作品は定期的に金曜ロードショウで放映されているので、久しぶりに見たくなったので買ったみたいなことが全くないので、結局買っていなかったわけだ。
てなわけで、今回大枚をはたいて「宮崎駿作品集」を手に入れた。とはいえ、11作品入って46,000円ほどなので、1作品あたりにすれば4,200円となり単品を買うよりはかなりお安い。ジブリのブルーレイはあまり値段が下がらないからね。もっとも、地道に北米版を買い集めればかなり安くは上がるのだけど、それも面倒なので思い切って買ってしまった。
それぞれの作品は通常のブルーレイパッケージではなく、ハードカバーのブック仕様になっていて、表紙はそれぞれの公開時のキービジュアルとなっている。単体のパッケージは単色にシルエットというおしゃれな物だが、それとは大分雰囲気が違う。それぞれのビジュアルはよいのだけど、ハードカバーとあいまって幼児向け絵本のような趣になってしまっていて、いまひとつ高級感に欠ける感じ。
かつ、単体には含まれている映像特典も入っていないので、いかにも廉価版ですみたいなことになってしまっているのが残念。
もっとも個人的にはよほどのものでない限り映像特典とかあまり興味ないので、どうでもいいかなと。北米版の「カリオストロの城」に入っている絵コンテとかチラ見しただけでその後全然見てないしね。インタビュー映像とかほんといらん。一応これにも全体の特典映像として、引退会見ノーカット版とかあるがはっきり言って絶対見ないだろうな。そもそもどうせまた作るんだろうし。
もう一つ宮崎駿が昔関わった「赤堂鈴之助」のアニメが数話収録されているのだが、そっちは面白そう。そういうのをもっと入れて欲しかった。
さて実は唯一最後作品である「風立ちぬ」だけはまだ見ていないんだよね。テレビでも放映されて録画もしているんだけど、なんか見たい気がしなくてそのままにしてある。
今回、せっかくブルーレイを買ったわけだし、見てみることしましょうか。