BALMUDA Phone
トースターとかその手のおしゃれ家電で名をはせたバルミューダが、スマホを出した。4.9インチ画面にSOCがSnapdragon765、6G/128Gというスペックで、個人的には大きさがなかなかよいので、3万くらいなら考えてもよいかなと思ったが、まさかの10万越えという価格に目が点である。
去年出たPixel5とかPixcel5aとかと同じSOCであり、どう見てもミドルレンジのスペックにもかかわらず、値段のみハイエンドクラスということで、当然ながら評判はよくない。
まぁそもそもバルミューダのトースターもトースターにもかかわらず2万以上するという高価格なのにそこそこ売れたということで、スマホもいけるだろうと踏んだのかもしれないが、しかしあっちはパンがおいしく焼けるというアドバンテージがあったからこそだったはず。それにトースターはそんなに頻繁に買い替えるものでもないしね。
スマホの世界は高スペックであれば高価格、そこそこのスペックであれば低価格みたいな住み分けが完了していて、機種ごとの差別化は打ち出しにくい。アプリも共通化され、あとはiPhoneにするか、Androidにするかくらいしか選択基準がなくて、最終的にはおさいふとご相談という感じ。
そんな中で、スぺックは低価格帯のままiPhone13を超える高価格で新機種を出して、いったい誰が買うのかと。独自アプリが云々とか言っていたが、それが差別化につながるとは到底思えないんだよね。
デザイン自体は個人的にはきらいじゃないが、価格が許容範囲を超えすぎていて、これに10万だすならiPhone買うわ。
まぁ世間一般の反応もそんな感じなのだが、果たして売れるのかねぇ。こないだSONYが出した1インチセンサーを搭載した「Xperia PRO-I」が20万近い値段で、こんなん一体誰が買うんだろうかと思ったのだが、少なくともあっちはハードスペックはかなりのもので、こんだけのスペックなら買う人もいるのではという考えもありえた。
しかし、このバルミューダのやつはねぇ。あえてこれを選択する人の層が想像できないんだわな。1年後くらいに2万くらいで投げ売りされてたらちょっと欲しいかも(^^;)
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