紅蓮城の闇
ネットで見かけて、このビジュアルに惹かれたゲーム。ウサギが巨大な鉄の拳を背負っているという絵だけでなんかかっこよい。9月に発売されたばかりで、Steamで見たらデモ版があったのでやってみたらはまってしまい、結局買ってしまう。
横視点型2Dスクロールアクションである。わたしは知らなかったのだけど、この手のゲームをメトロイドヴァニアというそうだ。ご存じ「メトロイド」と「悪魔城ドラキュラ」の英語タイトルであるキャッスルヴァニアの合成語である。マップを探索しつつ敵を倒し、アイテムを手に入れて自分を強化していく。そして強化するごとに移動できるマップが広がってゆく。という感じのゲーム。
この元祖である「メトロイド」は確かやったような記憶はあるのだけど、はっきり覚えていない。別シリーズのFPSであるメトロイドプライムはWiiで結構はまったのだけど、この2Dアクション系のやつはそんなに好みではないので、あまり記憶に残っていないのかもしれない。
で、この「フィスト/紅蓮城の闇」はまさにメトロイドヴァニアで、もちろんキャラも背景も3Dだが、移動はあくまで2Dで奥行移動がないタイプ。マップを探索し、最初はフィストだけだった武器も徐々に増えてゆく。それにつれて最初は行けなかったマップにも行けるようになってゆく。
主人公は紅蓮城に暮らすモフミンと呼ばれる動物族のウサギ。6年前に紅蓮城が機械化軍に侵略されたときのレジスタンスだった男。敗戦後、ひっそりと暮らしていたが、友人が機械化軍に拉致られたことで再び戦いの渦に巻き込まれることになる。と言う感じのストーリー。
写真にもあるように、武器が独特。近接格闘武器なのだが、剣とかそういった類ではなく、巨大ロボの拳部分のみを背負っている。この発想がまず面白い。それと世界観がスチームパンクっぽくて、背景の中国っぽさとメカの融合がとてもセンスよくて素晴らしい。2Dアクションとかあまり興味なかったのだけど、こんなに面白いものだったとは。
このはまったタイミングで、本家のメトロイドの新作である「メトロイドドレッド」が発売されたのは、ちょっと都合よすぎるんじゃないかと思うレベル。「メトロイドドレッド」は以前ニンテンドーダイレクトで見たのたけど、そのときは全然興味なくて気にもしていなかったんだよね。それがこのフィストが面白すぎて、ちょっと今すごくやってみたいと思い始めてる(^^;)