RWBY VOLUME4&5
最初にトレーラーを見たのが、2012年の暮れということなので、もう9年近く前なのだね。それが今でも続いているのだからすごいものだ。
日本アニメの影響を多大に受けているとはいえ、米国産の3DCGアニメが一般受けするとも思われなかったので、期待はしていなかったが、どういうわけか2015年に日本語吹き替え版が発売された。素晴らしい。そして翌年2016年にはボリューム2、3と立て続けに発売され、さらに2017年にはボリューム4と順風満帆に発売され続けた。そうここまではだ。
ボリューム4の発売に合わせるように、ボリューム1~3の再編集版が、テレビ放映されるというところまでは行ったもの、その後パタッと止まった。本国では順調に作成され続けていたにも関わらず、日本では忘れ去られたかのようにその後のブルーレイが発売されることはなかったのだ。多分、大した売り上げがなかったからだろう。テレビ放映でテコ入れしてもさほど人気にはつながらなかったということで、見限られた。そう解釈するしかなかった。
そして4年の月日が過ぎ去った・・・
それがどうだ!ここにきて一気にボリューム5、6、7のブルーレイがまさかの発売。まさに青天の霹靂。ほんと驚いた。吹き替えでなくてもせめて字幕でもよいから発売してくれよと何度思ったことか。いやぁよかったよかった(^^)/
「RWBY VOLUME 4」 2017
ボリューム3まではちゃんとブログに上げていたのに、4の記事がなかった。まぁ丁度休止していた時期とかぶっていたのでしょうがない。今回ボリューム5を見るにあたっておさらいということで見直してみた。まぁ大体は憶えているので、ちょろっと見ればいいかなと見始めたら、実のところほとんど記憶になくて結局全部見てしまった(-_-;)
ボリューム1~3のビーコンアカデミー編が、3のラストでのアカデミー崩壊というバッドエンドで終わったあとの物語ということで、チームRWBYはバラバラとなり、シリーズとしても新たなストーリーの開始となる重要な章。
基本的にはメンバーそれぞれが抱えることになった問題に、立ち向かうことを決意する物語になっている。そして本当の敵の姿が明確となり、今後の戦いの予感を孕んだ序章でもある。
このボリュームから作成ツールが新しくなったということで、背景もキャラの表情も以前より豊かになった。アクションシーンのキレは相変わらずで、モンティ・オウムの不在を意識させない出来といえよう。
ただ、元気いっぱいだったヤン姉が、アカデミー崩壊時に負った深手のせいで後半までダウナーなのが悲しい。
「RWBY VOLUME 5」 2021
4年ぶりに来た続き。4の内容をほぼ忘れるくらいの長い待ち時間だった。ストーリーは4からの純粋な続きであり、ここで4年空いたのは全くきりが悪い。
メンバーそれぞれのストーリーが徐々に接近していき、RWBY全員の集結までを描く。4、5、2巻でRWBYリブート編といった感じ。今までちょっとだけしか出てこなかったヤンの母親、レイヴンが重要な役回りで再登場する。ヤンとブレイクのストーリーはここで一段落。
ただ、4でもそうだったが、肝心のルビーの影が薄い。他のメンバーのそれぞれのストーリーはかなり尺を割いているが、ルビーにはそれが存在しないのだ。登場時間は多いのだが、ストーリーに絡んでこない。というか彼女の物語が全く語られないのである。まぁボリューム1~3が彼女の物語であったとも言えるので、4,5については脇を固めるという位置づけなのかもしれないけどね。それとちと展開に緩急がない。ずっと急のままという印象。メインストーリーがわりとハードなので、緩めるタイミングがないといえばないのだが、もうちょっと息の抜けるシーンを入れてもよかったのじゃなかろうか。
とはいえ面白いのは面白いので、このあと再結集したRWBYがどう動くのかとても気になる。残りのボリューム6,7は来月、再来月に続けて発売されるので、それ待ちだねぇ。
今回、もう初回限定版じゃなくてもいいかなぁと思ったのだが、せめても売り上げに貢献しておかないと、ほんとに打ち切りになってしまいそうなので、しょうがなく3巻全部限定版で予約してしまった。だから今後も続きを出して欲しい。ほんと切実。
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