DEATH STRANDING
結局のところPS5では「デモンズソウル」が終わったらやるゲームがないと書いたが、今のことろ本当にない。で、しょうがないので、PS4のゲームをやっているわけだ。
発売は2019年の11月なので、もう1年半も前のゲームである。とても話題になったので気になってはいたのだが、果たしてゲームとして面白いのだろうかという根本的な疑念があって、買うのをためらっていた。伝え聞く内容では、ただ配達するだけのゲームだということだったので、それはどうなんだろうと(^^;)
まぁメタルギアシリーズにはまって、小島秀夫というデザイナーを信頼しているのなら多分即買いということになったかもしれないが、個人的にメタルギアは何年か前にセールで買った「メタルギアソリッドV ファントムペイン」を途中までやったくらいの経験しかなくて、それほどの思い入れがなかったのだ。
ゲームも人によって合う合わないがあるわけで、買ってはみたものの、なんじゃこれで終わってしまったらとても悲しいのである。発売後も一応評判等々を見つつ様子をうかがってはいたのだけど、わりとクセのあるゲームであることは確からしく、評価は割れている感じだった。でもほんとゲームはやってみないとわからないんだよねぇ。大人気のモンハンはわたしには全く合わないということもあって、他人の評価はあてにならんのよ。といいながら、買ってしまったのは、今セール中で、2300円という破格の値段で買えたからである。この値段であれば、万が一つまらなくても諦めがつくからね。
結果、どうだったかというと、かなり面白い。というか相当に面白い。まさか配達するだけのゲームがこんなにも面白くなるものかと感心した。普通オープンワールドのフィールドを移動するときには、単に最短ルートを行けばいいかくらいしか考えないのだが、このゲームでは、目的地までのルートを常に意識していないといけない。重い荷物を担いでいるので、できるだけ平坦な場所を選び、川を渡るようなときもなるべく川幅の短いところを選ぶ。また、荷物をどこにどれだけ運ぶかも重要で、あまり多くの荷物を持ちすぎると移動にリスクがかかってもくることもあって、どういう順番でどこに行って帰ってくるかとか、非常に戦略的に考えないと荷物を破損してしまったり山賊みたいなやつらに奪われたりもしてしまう。
他のゲームではほとんど顧みられない移動という行為そのものにゲーム性を持たせたというのは確かに画期的なものだろう。いやはや驚いた。
ストーリー自体も興味深い。いわゆるポストアポカリプスな世界であり、飛び交う会話も非常にSF的な雰囲気ではあるのだが、ぶっちゃけあの世がこの世を侵食しているというオカルト的世界観じゃないの?という感じ。幽霊を科学的に定義し直してSF化している発想が個人的にはツボです。
まだ、序盤程度なので、ストーリー自体はまだまだ謎だらけでよくわからないのだけど、いや面白い。まさかこんなにはまるとは思わなかった。なんかセールで買ったのが申し訳ないくらい(^^;)
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