スタンド・バイ・ミー
「スタンド・バイ・ミー」 1986
ド〇えもんじゃない方のやつ。年末のAmazonのセールで安くなっていたので、買ってしまう。
初回のテレビ放送である1989年に見ているので、ざっと30年ぶりの視聴だが、全く覚えていなかった。もちろん少年たちが、噂で聞いた死体を探しにいくというストーリー自体は覚えていたが、唯一記憶にあったシーンは、何かのパーティでゲロを吐きまくっているところだったのだ。どう考えてもストーリーとは絡みそうにないシーンだったので、不思議に思っていたが、今回見たことでようやくその謎も解けた。将来作家となる主人公が、夜のキャンプで皆にせがまれて話すネタ話を映像化した部分だったのだ。そりゃメインストーリーとは絡まんわな。
30年前に見たときは、それほど心は残らなかった。まぁゲロしか覚えてない時点で、お察しというところだが、今見るとわりと来るものがある。やはり年を取ったせいかね。感動したというのではなく、あとからじわじわと思い出してしまうような映画だ。どうしても自分の子供の頃と重ねてしまう。まぁそれが名作といわれるゆえんなのだろう。
それにしても、リヴァー・フェニックスが美少年すぎて、強烈な印象。撮影時には多分14,5歳だったはずだが、小学生役でも全く違和感がない。生きていたらどんな役者になっていたろうか。テディという少しヤバい感じのやつがどっかで見たことあるなぁと思ったら、「グーニーズ」にも出ていた役者だった。
エンディングで流れる主題歌の「スタンド・バイ・ミー」はこの映画用に作られたものかと思ったいたのだが、実際は1961年のヒット曲だったのね。まぁ名曲であることにかわりはない。
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