ファイトクラブ
「ファイトクラブ」 1999
タイトルだけは知ってました。ブラッド・ピットが出てることも知ってました。でも内容はよく知らなかったので、漠然と地下格闘場を舞台にしたロッキーみたいな映画だと思ってました。
なので、始まったときにまじで、パッケージに間違えて別の映画の板が入っていたのか?と疑いましたよ。いやいやこんな映画だなんて全く聞いてない。爆弾って何?あんた誰?まぁブラッド・ピットは途中から出てきて、ファイトクラブもちゃんと出てきたので、なるほどここからロッキーみたいになるんだと見てたら、いやいやいやいやちょっと展開がおかしくない?ハァ?ええええ?
という感じで、最初から最後まであっけにとられたままでした。いやぁロッキーよりははるかに面白いけど、まさかこんなストーリーだとはねぇ。「マトリックス」を見たときも普通のアクション物だと思っていたら、めちめちゃガチなSFで驚いた記憶があるけど、そんときよりもびっくりだわ。
「アルファヴィル」 1965
ジャン・リュック・ゴダールが撮ったSFということで、なんとなく買ってみた。そもそもゴダールの映画って他に見たことないんだよね。電脳アルファ60に支配される都市アルファビルにやってきたスパイの物語。SFと言っても特撮があるわけでもなく、未来っぽいセットが出てくるわけでもない。そこはかとなく未来っぽいところでロケして、セリフの端々にSFっぽい概念が入ってるというくらい。女性の肩に番号が書いてあるのもそれっぽいか。なにせ1965年なので、コンピューターがいかにも昔のメインフレームといった風情なのが、面白い。雰囲気がウルトラセブンの第4惑星の悪夢に似た感じがするのは、単にどちらも昔のSFだからなのだろうか。内容は観念的で、社会風刺じみているので、わりと退屈。
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