2018年春アニメ総括(2018/7)
2018年4月から6月放送のアニメ総括です。
「こみっくがーるず」
きらら系の萌えコメディというジャンルなんでしょうかね。2017年の「ひなこノート」と同系です。プロ漫画家な女子高生の寮が舞台。まぁかわいい女の子のゆるふわな日常です。登場人物が女子高生なのにプロの漫画家というのが変わってる。
「シュタインズ・ゲート・ゼロ」
わたしの視点では2017年にゲームをしてほぼ1年後にアニメ化という流れ。2クールなので、ほんとは9月まで続くのだけど、開始側に合わせてここでご紹介。今回数が少ないので水増しですね。
ゲームの複数分岐のストーリーをうまく一本にまとめた感じ。実のところゲームの方の印象が薄くてどの辺がゲームオリジナルでどの辺がアニメオリジナルなのかよくわからなかったんですけどね。新キャラの比屋定真帆がかわいくてよい。ただお話の構成上9割がた岡部が暗いので1作目に比べると全体的に地味な印象は否めない。かつお話の結末は決定されているので、これからどうなるんだろう感も弱い。出来は悪くないんですけどやはり1作目と比べてしまう。
「ひそねとまそたん」
原作のないオリジナル作品ということで、全く前知識なしに見始めたが、はまってしまった。ドラゴンを戦闘機に擬態させるというアイディア一発物ではあるのだけど、主人公の甘粕ひそねのキャラクターがとてもよく描かれていて見入ってしまう。総監督の樋口真嗣も脚本の岡田麿里もそんなに好きではないのだけどね。ストーリーも突っ込みどころはかなりあるのだけど、それでも魅力的なのは、監督の小林寛という人が相当にうまい人なのかもしれない。ブルーレイを買ってしまうほどのアニメに出会うのは大体1年に1作あればよい方だけど、2018年はこれでしたね。
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