Japanist2003
Japanist2002を買って以来、10年ぶりにJapanist2003にバージョンアップした(^^;)
そもそもJapanistというのは、富士通が出しているかな漢字変換ソフトである。つまりWindowsに標準で載ってるIMEと同じたぐいのやつね。
まぁ普通の人はまず使わないですよねー
大抵、IMEでまにあってるし、有名どころでは一太郎のATOKってやつがあったりするので、わざわざ富士通のかな漢字変換なんて使わないですもんね。
ただ、Japanistには親指シフトエミュレータ機能があり、普通のキーボードでも親指シフトが使えるという非常にピンポイントなメリットがある。
親指シフトといっても、もはや知らない人もいるようだけど、昔ワープロ専用機のオアシスという機械で採用されてた入力方式。
日本語を入力するのにとても入力しやすい。
富士通はこの親指シフトをひろめようとしてたけど、結局ごく一部の人たちにしかいきわたらなかった。
やはり親指シフトを使うためには専用の親指シフトキーボードが必要だというのが、よくなかったんだろね。
ワープロ専用機のときはそこそこのシェアがあったけど、それがすたれてPCでワープロを使うようになると、専用キーボードの普及がネックになってしまった。
富士通のPCにしか親指シフトキーボードは付いてなかったし、単体で買うにしても結構高かった。
つーか今でもばか高いけど・・・
フリーソフトに普通のキーボードで親指シフトをエミュレートするものはあったものの、やはり本家本元が親指シフトエミュレート機能付きのかな漢字変換ソフトを出せば、そっちを使いたくなるのが人情ってもの(^^;)
わたしは、ブラインドタッチができるのが唯一親指シフト方式だけという、完全に親指シフトに毒された人間だったので、Japanist2002が発売されたときに速攻で買ったわけだ。
で、次の年にJapanist2003が出たのだけれど、さほど魅力的な機能が追加されたわけじゃなかったから、そのときはバージョンアップは見送ったんだよね。
そのときは、Japanist2004とか2005が出るものとばかり思ってたから、次のやつでバージョンアップすればよいと思ってた。
ところが、その後ぱったりと止まってしまい、気づいてみれば10年経っていたと・・・
もっともJapanist2002だからといって特に困ることもなかったけどね。
ところが、ここにきてWindows7の64ビット版を買ってしまった。
一応、Japanist2002でもインストールはできて、ちゃんと動くことは動いたのだけど、64ビットのアプリケーション上ではエラーになってしまっていたのだな。
しょうがなく64ビットアプリ、IEとかエクスプローラとかでかな漢字変換を行う場合は、IMEに切り換えて使ってたので、とっても不便だった。
そう思っていた矢先、去年の夏ごろに、Windows7 64ビット対応のお試し版というものを富士通が配布し始めた。
これは、もしやJapanist2012を発売する前振りなのか?と思って期待してたのだけど、お試し版の期限の2012/03/30に、Japanist2003の64ビット対応パッチとして公開されてしまった。
もう新しいJapanistをつくる気はなさそうだ。
ということで、Japanist2002にはパッチが公開されなかったので、ここにきて泣く泣くJapanist2003を買わざるをえなくなってしまったってことね。
たった一年しか違わないのにJapanist2002は全く無視されてるのが悲しい(T_T)
とはいえ、発売後9年を経過したソフトにパッチを配布するってのも富士通も良心的といえば良心的だよね。
Posted in パソコン
1月 25th, 2016 at 00:55
「2003」っていうから、旧バージョンかと思った(´∀`)ノ
富士通は責任もって親指シフターをケアしてください。
ちなみに俺はATOKが一番慣れているので、IMEのキー配列をATOK仕様にして使ってる。ところがWindows8のメニューアプリ版のIEはATOK配列にできない(デスクトップ版IEは可)ので、日々悶々としている。